何が届くかは一切不明!Amazonガチャが登場!

「世界最大の品揃え」でおなじみのアマゾンですが、毎月何かが届く「Amazonガチャ」なるサービスが登場して話題になっています。

◇アマゾン非公式サイトが運営

実はこのサービス、アマゾンが行っているものではなく、株式会社BearTailという所がはじめた独自のサービス。
2月4日にサイトが立ち上げられて以来、ネットでは続々と話題に上がっているようです。
この会社は21歳の若者が集まって設立した会社のようで、今回も若さのノリで作りあげた感が漂ってきます。

◇5000円で何かわからない物が送られてくる

このサービスはどんなものかというと、5000円を支払うとランダムにアマゾンの商品が複数選ばれて毎月発送されてくるというもの。
但し手数料として500円徴収されるので、実際には4500円ということになる。
また、手続きは定期購入を選択することが必須で1回だけ試してみるというようなことができない仕様となっている。

◇わかりづらいWEB

実際にWEBをのぞいてみると、あまりにも簡素な作りで驚きます。
知りたいことが全く書いてないのです。
それにPayPal手数料が220円と書いてある場合と280円と書いてあるケアレスミスがあり、運営の甘さが目立ちます。
そういったことがあってか、少しづつ追記や情報提供が行われているようです。
後出しの情報をまとめると以下の通り。
・手数料500円の内訳はPayPal手数料220円+手数料280円
・低価格での注文や、キュレーションして商品を届けるサービスではない
・商品選定~注文確定まで人間が介入しない
・新たに開発した独自の代理注文システムを用いている
・85万語の辞書から1語を抽出してキーワードとして用いる
・そのキーワードをアマゾンの全カテゴリを対象に検索する
・4600円を超えない範囲で検索を繰り返し4500円以上になるまで買い物を繰り返す
・毎月25日に注文確定・発送手続きが行われる
・サービス名称は商標登録されていないので、サービス名称として利用可能と判断している

◇アマゾンの判断は?

まだ始まったばかりなので今後はどうなるかわかりませんが、アマゾンが黙って見過ごすか、何かしらアクションを起こしてくるかでも状況が変わってくると思います。
アマゾンとしては収益につながるので金額的にはプラスになりますが、一方で様々な噂が流れた場合、アマゾンのサービスと勘違いされかねないという事態も起こりえます。
そういったリスクを考えると顧客一人あたり4500円の売り上げを得だと思わない気がします。
ただ、一方でこのような方法のビジネスモデルの先駆けになるかもしれないので、期待もしてみても良いかもしれません。
とにかく色々な意味で今後の状況が楽しみなサービスです。