頻尿ぽくて泌尿器科に行ったら前立腺炎だった件

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最近あまりにも尿意がひどかったので

 

ここ1年くらいちょっと尿意がひどくなる時期がありまして、特に先月北海道に飛行機で行くため飛行場で3時間ほど過ごしている間7回くらいトイレに行くことがありました。

それだけ飛行場で行ったにも関わらず機内でも尿意を催したった2時間程度のフライトでも我慢できない状態。

そんな状態なので歳かなぁなんて思っていたんですが、4月にTM NETWORKのライブを映画館で5時間程度上映するイベントが決定。

ただこの状態では絶対に乗り切れません。

ライブ映画なので息つく間も無いだろうし、トイレのことなんか気にせずに最後まで楽しみたいです。

それに左右の席が埋まって身動き取りづらいとか想像すると地獄です。

ということで泌尿器科に相談しに行くこととなりました。

 

問診で前立腺炎の疑いが出る

 

本人は単に頻尿の症状でそれなりの薬が処方されると思っていたのですが、問診で前立腺炎の可能性もあることが告げられました。

あくまで可能性なので前立腺炎の検査を受けるかどうかは任意でしたが、男性の前立腺の病気はガンも含めて多いことを知っていたので検査を受けることとなりました。

 

激痛に耐える

 

検査方法は一度くらい聞いた事があるかもしれませんが、肛門から医師が指を入れて前立腺を触って確かめる触診となります。

この検査で異常がなければ痛みなどは無いようですが、もし異常を起こしていたら前立腺は通常よりも肥大して触ると痛みが起こります。

触診の結果前立腺の異常が判明し、そのまま膿を出してサンプルを採取し細菌検査を行うこととなりました。

 

指で腫れている前立腺を押されるのですがもうコレがかなりの激痛で、腰が浮き上がるほどの強烈な痛みです。

指で何度も押して前立腺液を出すのですが、事前に言われてたおしっこが出そうな感覚があれば教えて下さいという感覚すら感じられません。

5分くらいでしょうか、何度か休憩をはさみつつなんとか液を採取する事ができました。

 

長い治療が始まる

 

異常がわかったという事で飲み薬による治療がスタートします。

ちなみに前立腺という部位は身体の中でも特に薬の効きにくい部位になるそうで、先生いわく前立腺にはバリアがあって薬が入りにくいという説明を受けました。

 

処方された薬は「レボフロキサシン錠」という抗生物質を1日1錠、「セルニルトン錠」という前立腺の炎症を抑える薬を毎食後2錠ずつ飲む必要があります。

 

治りにくく再発することも

 

前立腺炎の事をネットで調べるとわかるのですが、とにかく治りにくく長期的な治療が必要なことが多く書かれています。

私も抗生物質は飲み終わったもののセルニルトン錠での投薬治療は続いていて、先日も処方限度の1ヵ月分を処方されてきました。

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噂では3ヵ月くらい治療はかかるそうで、長い人手は数年経っているにも関わらず完治していない人もいるようです。

また再発を繰り返す部位でもあるそうで、今回治ったからと言って安心できるものでも無さそうです。

 

そもそも原因は?

 

前立腺炎の原因は色々とあるようで、診断してもコレと言った原因はわかりづらいようです。

細菌が尿道を逆流して発症する場合や、長時間の車の運転なども原因の一つとしてあげられていて、私の場合はかなり運転時間が長いのでコレかなぁなんて思っています。

 

自覚症状は?

 

そもそも前立腺炎とか患ったことも無かったので後からわかった自覚症状ですが、38度程度の高熱が出て1週間近く下がりませんでした。

この時期タイミングが悪くインフルエンザA型の直後で病気の延長で熱が下がらないものだと思っていました。

先生も熱が下がらない事に不思議がっていたので、前立腺炎の自覚症状かと思われます。

他にそけい部の痛みがありました。

これも自覚症状としてあげられるのですが、病院に行く1週間前くらいから頻繁に左足の付け根が痛む事がありました。

もともと股関節が悪いのでその影響下と思っていたのですが、これも自覚症状のひとつだったようです。

 

私はこの程度の物でしたが、他にも腰の痛み・排尿痛・射精痛・会陰部の痒みや不快感などもあるので心当たりのある方は要注意です。

 

頻尿は自己解決せずに泌尿器科へ

 

泌尿器科というとなかなかご縁のある病院ではなく、行きにくい病院でもあります。

私も頻尿ということで何かしらの薬を薬局で購入して飲もうかと考えていました。

ただもしそうしていたらと考えるとゾッとしますし悪化による死亡リスクもあるみたいで、根本的に膀胱ではなく前立腺による膀胱の圧迫が原因なので頻尿は治まらなかった可能性もありますし、膀胱が原因による頻尿だったとしても先生と相談して適切な薬を処方してもらう方が安全ですし保険も適用されて安価に長期的改善を目指せます。

もし急な頻尿を感じるようになっている男性の方はできるだけ早めに泌尿器科の受診をしましょう。