【Spoon】音声ライブ配信始めてみた!いっきに友人が増えた気分!

つい23日ほど前なんですが、「Spoon」(スプーン)というサービスで音声ライブ配信スタートしてみました。この記事ではその体験談を含めて、これからやる人のために必要な機材の紹介や現在の様子などをお伝えしていきます!

Spoonとは?

Spoonは2016年に韓国でスタートした誰でもアプリをインストールしてアカウントを作れば、スマホたった1台でも簡単にライブ配信をしたり聞いたりすることができる音声ライブ配信サービスの1つ。

日本でのサービスインは2018年で、アプリを開いてみればわかりますが24時間途切れること無く、10代からシニア世代までもとても多くのDJが配信を行っていて、なんでも全世界3000万ユーザーもいるらしく、日本では月95万配信、つまり1日3万以上の配信が行われている計算になります。

どんな配信をしている?

気になる配信内容はもう様々で、雑談もあれば自慢の声を披露するもの、朗読、お料理配信、悩み相談、占い、仕事の移動中などもあれば、病気で療養中の方などがコミュニケーションを取るために配信を行っているDJさんもいます。

ちなみにそれぞれの配信のことは「枠(ワク)」なんて呼ばれていて、自分の配信を「自枠(じわく)」、他の人の配信を「他枠(たわく)」、いろんな配信を巡ることを「枠巡り」なんて言っています。

他にもSpoon独自のスラングがいくつかあるんですが、学ぶより体感して覚えていくほうが良いので、まずは枠に飛び込んでみるのがおすすめですよ。


私の配信は連日21時以降に配信を行っています。

「odeylovecapy」で検索いただけると「Odeyカピバラ大好きおでい」のユーザー名で出てきます。

ぜひ無言でOKなのでFANを押していただくと配信開始時にお知らせが行くので、初心者の方もエキスパートの方もどうぞお気軽に遊びにいらしてください。

その際に「ブログを見てきた」とコメントいただけると暖かくお迎えさせていただきます。


実際に配信してみるとどんな感じ?

さて23日前から配信開始したんですが、無謀にもアカウント作成と同時に配信をスタートしました。つまり、誰ともご縁無くスタートしたわけなので偶然見つけて枠にはいってもらうしかないわけです。

スタートしたのはこれまた真夜中の25時。Spoonのゴールデンタイムは20時から23時の間と言われているので誰も知らない超ド素人の初心者が25時に配信を行っても簡単にリスナーが来てくれるわけがありません。

が、世の中には優しい方々もいらっしゃるもんで、初日に20代の女性が1人、翌日にも別の女性が1人来てくれて配信の制限時間である2時間を「完走」、つまりSpoon用語での制限時間いっぱいまで配信を終えることができました。

3日目に行き詰まる

ただ、3日目から早々に行き詰まる事となります。

枠を開いて30分、60分と待つものの誰もリスナーさんが来てくれないことが2日ほど連続しました。こうなると何か対策をたてないといけません。

そうして始めたのが枠巡りなわけです。

枠巡りを開始

さて、枠巡りを開始することとなりましたが、開始されては終了していく無数の配信から自分好みの配信を探すのはけっこう大変です。

人気の配信に行けば面白いことは確実でしょうが、そこにはすでに何十、何百というFANリスナーさんがいます。そこに初心者で突っ込んでいくのはサークル活動やっている部屋にノックもせずいきなり入っていくようなもん。正直めっちゃ怖かったりします。メンタルが強い人はぜんぜんズカズカ入っていってもらってOKですが。

試し聞きでDJ探し

私が行った方法はまずは同志探し。とにかく初心者のDJさんを見つけて共に仲良くなろうという作戦。

ありがたいことに初心者のDJは「初心者」なんてタイトルやハッシュタグをつけて枠を開くのが多数なので、そこを目掛けていくつかの枠に入ってみました。

しかししかし相手DJさんも当然初心者。最初は楽しく話していたのに他の人が入ってきたら完全無視されて忘れられたりなど、うまくコントロールできる人がおらずこの作戦は撃沈しました。

ということで今度は同世代DJさん探しです。

私の場合アラフィフ、アラフォー世代なので、それでタイトルやハッシュタグをつけている人を探しました。ちなみに枠の紹介画面には30秒間試し聞きができるボタンが備わっています。

まずはこれを押してどんなニュアンスのDJさんだとか、声が好みか、話す内容が自分に合っているかなどを確かめてから枠に入ると間違いないです。

とにかく挨拶!

枠に入ったらちゃんとご挨拶して「初見です」なんて書くとだいたいのDJさんは自己紹介してくれたり喜んでくれたりします。ついでにすでにいる枠の皆さんにもご挨拶しました。

初めての枠は要領もわかりにくいので、どうしてもコメントができずに無言になってしまいます。ちなみにこれを「潜る」なんて言いまして、何かをしながら聞くために意図的に「潜ります」なんて伝えてから聞くのもOKです。

数回通う

どのDJさんも自分の枠に足げに通ってくれるリスナーさんはありがたいものです。私はとにかく同じDJさんが枠を開いたら1番乗りして誰も来ていない間にとにかくお話をたくさんして仲良くなるという方法を行いました。そしてこれも必勝法なのですが、1番乗りしたらとにかく来る人来る人に「はじめまして!こんにちは!」って挨拶しまくりました。ちゃんと挨拶してくれるリスナーさんってDJさんからも好印象なんですよ。

何度か顔を出していると他のリスナーさんも絡んでくれるようになりますし、DJさんが自分の配信を聞いてみたいなんて言ってくれたり、他のリスナーさんを紹介してくれるようになります。

紹介されたらとにかく「今度枠に行きたいのでFAN押させてくださいね!」とアピールしました。ちゃんとコメントに書くとだいたいの人がこちらのFANボタンも押してくれます。

ご縁枠へ

私は紹介されたらできるだけ早くその方の枠へ行くようにしています。

やはりすぐに来てくれる人にはDJさんも喜んでくれますし、なによりどこで会ったか覚えておいてもらえるメリットがありますし、すぐに行くとアチラも早めに自枠に顔を出してくれる可能性がグッと高まります。

私はとりあえず紹介されたら他枠、紹介されたら他枠というふうにご縁をつないでいっています。

そのおかげで1週間ほどでありがたくトータルリスナー10人を超える配信を行えるようになりました。

配信スタートまで

私もおかげさまで無事にスタートできたのですが、配信は最初に書いたとおりスマホ1台だけでもBGMを流しながら配信OKです。

ただ、2万円ちょっとの投資をするとよりプロフェッショナルぽく配信することが可能になります。ここで私が揃えたシステムなどを紹介します。

音声ミキサー

私はできるだけ高音質でBGMを流しつつマイクも使って配信を行いたかったので、ヤマハから発売されている配信に特化した音楽ミキサー「AG03」を購入しました。

AG03は音楽用に使おうと思えばパワー不足で出入力もパーツ構成的に弱いのですが、Spoonの配信をするには申し分ない機材で、マイクやイヤホンをつないで音量調節することはもちろんのこと、それプラス別に機材を接続してBGMを流し独立して音量調節することも可能だし、声の大きさを均一に整えてくれるコンプレッサーや朗読や寝落ち配信で使える残響などをつけるエフェクトも搭載しています。

お値段も1万円ちょっとで手が出しやすいですよ。

USBカメラアダプタ

さきほど紹介したAG03iPhoneと接続するために必要なのが「USBカメラアダプタ」というアップル純正のUSB接続用アダプタです。

Androidスマホと接続の場合はたくさんAmazonでみつかるUSBアダプタで大丈夫ですが、iPhoneの場合安い互換品を購入するとiOSのバージョンアップと共に使えなくなるばかりか、ノイズがのったり配信中に突然使えなくなるなどトラブルが出ることが多く報告されているので必ず純正のアダプタを購入しましょう!

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マイク

スマホをハンズフリーにして配信するのもできなくはないのですが、ハンズフリー配信は家の外で通る車の騒音や生活音がモロに入ってしまいます。恐ろしいのはやっている本人がそんなに聞こえていると思っていないこと。

クオリティと最低限プライバシーの保護を考えると、先に紹介した音声ミキサーと口元の音声を中心に拾ってくれるマイクは必須。

私は流している音楽の音量バランスを整えたいので、ヘッドセットマイクというヘッドホンとマイクが一体型になったものを使っています。

マイクは高価であれば高音質になりますが、Spoonの配信においては音質はそこそこでトークの面白さの方がウェイトは高いので、そこまで投資する必要はないかもと。

イラスト

イラストはプロフィール画像に使うために大切な要素です。DJさんの中にはネットで拾った画像や自分で撮影した風景やペットなどの画像など様々に設定している方がいますが、人気DJさんの多くがご自身をモデルに描いてもらったオリジナル画像を使っています。

もし長期的な活動、人気DJ、収益化を目指すのであればオリジナル画像は必須でしょう。人気が出てきて画像を変えてしまうことは絶対に避けたいので、自分が目指すべき方向を考えて画像選びを行いましょう。

ちなみに私は「ココナラ」という様々なスキルを販売・購入できるマーケットで5,000円ほどで描いてもらいました。

作家さんの方向性やスキルなどによってお値段は様々なので、ご自分の好みとお財布状況に合わせて注文されると良いと思います。

なお、完成までにはおそらく1週間近くかかると思うので、やると決めたならアイコン画像の発注依頼を先にするのがオススメです。

あとSpoonは収益の発生する配信サービスになります。ほとんどの場合、作家さんとの契約で収益の発生するサイトでの利用ということで追加料金が発生するようになるはずです。私もきちんと申告しその分を上乗せしてお支払いをしましたが、契約違反はどこで足を引っ張られるかがわかりませんので、必ずその旨を確認しトラブルが発生しないよう万全に進めましょう。

初めてココナラを利用する場合下記のアドレスから登録していただくと300円分のポイントがプレゼントされてお得になります。どうぞご活用くださいね!

https://coconala.com/invite/AGZKV (別ウィンドウで開きます)

BGM

SpoonにおいてBGMは必須要素と言っても良い存在。特に話が詰まってしまう人や間があきすぎる人にはBGMがバックで鳴っているだけでも随分と印象を良くすることが可能ですし、例えば朗読や会談の枠で上手にお話と音楽をリンクして雰囲気作りを行っているDJさんも多いです。

音声ミキサーが無くても配信をスタートしてから音楽アプリを立ち上げ、音楽を再生すればBGMとして流すことができますが、残念ながらスマホから音楽再生するように高音質再生はできませんし、部屋で音楽を再生してそれを声と一緒に拾う方法も一般的ですが、さらに低音質でどちらかというと聞きづらく音質的にもクオリティの低い配信となり、できたら音声ミキサーを用いて別機器で音楽を入れるのがベストです。

ただし気をつけなければいけないのが著作権です。

Spoonの規約として次のような文章が書かれています。

JASRAC、またはNexToneの管理楽曲に関しましては、楽曲をBGM等で主体的に利用した配信や、音源の原盤権所有者に使用許可を得ずにCDやDVD等の音源を配信することは禁止

JASRACNexToneで著作権管理されている楽曲は配信で勝手に流したらいけないということで、もし利用するのであれば事前の申請と著作権の使用量支払いを個人で行う必要が生じます。つまりアーティストの曲などは勝手に流しちゃったらダメってことです。

ただ正直いって無数の枠から既製曲のBGMが流れており、おそらく70%位は違反しちゃってる感じです。この点に関しては野放し状態になりつつあるのかもしれませんが、例えば枠で月に万単位の利益をあげるような人であれば著作権の事を無視してやっているのは危険。収益が発生しているので突然過去の配信分を含め著作権使用料を取られるなんてこともあるかもだし、なんなら垢BAN(アカウントの強制削除)されて収益もFANもそれまでのキャリアもすべて吹っ飛ぶ可能性だってあります。なので、長期的な活躍や収益化を狙っている人は気をつけたほうが良いのですが、どうもみなさんダメなことを知らないようで、そこそこの人気DJさんが権利楽曲を用いた音楽特集などをやっていたりするのでちょっと複雑な感じです。

私の場合は長期的な活動を視野に入れており、収益化も狙っているのでSONICFIRE PROという音楽を希望の長さで再構成し書き出してくれるソフトを使い30分の楽曲を用意しました。

このソフトはそもそもの楽曲を有料で購入する必要があり、ソフトも有料で英語のみとなるので敷居は高いですが、音楽はロイヤリティフリーの扱いになるので配信の中でBGMとして利用するには音質も良く適しています。

他の方は投資額も大きくなるし、そもそもの敷居が高すぎるので検索で探せば無料のロイヤリティフリーの楽曲は見つかるので、曲調こそ自由に選べるわけでは無いのですがそういったフリーで使用できるものを使ったり、スキルのある方は自作するというのもアリです。

とりあえず頑張れてます!

さて、最初に書いたとおり23日前にスタートしたSpoonですが、とりあえず今のところ1日も欠かさず配信できていますし、21時はレギュラー枠、土曜日の15時に映画枠、日曜日の午前4時に相談枠と3つの枠を開ける状態になりましたし、ありがたいことに毎回来てくださる方もでてきて、21時のレギュラー枠ではトータル15人前後のリスナーさんに起こしいただきワイワイと楽しんでいます。

この記事を読まれた人はおそらく今から頑張ろうという人のはずですが、ぜひ一緒に頑張りたいのでどうぞどうぞご遠慮無く遊びに来てくださいね!


私の配信は連日21時以降に配信を行っています。

「odeylovecapy」で検索いただけると「Odeyカピバラ大好きおでい」のユーザー名で出てきます。

ぜひ無言でもOKだし一緒にわちゃわちゃ楽しんでいただきたいし、FANを押していただくと配信開始時にお知らせが行くので、初心者の方もエキスパートの方もどうぞお気軽に遊びにいらしてください。

その際に「ブログを見てきた」とコメントいただけると暖かくお迎えさせていただきます。