【検証】楽天モバイル – 1Mbps制限モードで各種動画サイトは見られる?

楽天エリアは一部の大都市のみ

6月に楽天モバイルの提供する「Rakuten UN-LIMIT 2.0」に新規で契約し2ヵ月ほど使っています。

ちなみにうちは中国地方の田舎暮らしなので、住んでいる県まるごとカバー率0%のエリアでの利用となり、楽天の回線ではなくてauのローミング回線を利用しての通信を行っています。

 

auのローミングなので毎月快適に使えるパケット数は5GBまで、それを超過すると通信速度が1Mbpsに制限されます。

 

高速通信の5Gも登場しているような現代なので1Mbpsという通信速度はロケットと徒歩くらいの差が出てしまうのですが、今回は各種動画配信サイトで動画がちゃんと再生されるのか検証してみました。

手動で1Mbpsモードへと変更する

この検証のためにパケットを5GB消費させるのは無駄遣いなので、手動で1Mbpsの低速モードへと切り替えます。

 

切り替え方は簡単。

まずは楽天モバイルアプリを起動します。

 

起動したらデータ高速モードをOFFにします。

 

これだけで通信モードは1Mbps以下へと制限されます。

ちなみにこの制限モードにするとどれだけパケット消費をしても5GBから消費されないので、例えば友だちにテザリングを共有してあげるとか、WEBサイトしか閲覧しないとか、LINEばっかり使っているとかの場合は制限モードをかけていてもほぼ問題無く利用できています。

 

ちゃんと制限されているかスピードチェックのアプリで確認します。

今回は楽天モバイルの端末GALAXY A7から、メインスマホであるiPhone 11Pro Maxへテザリングして検証しています。

 

田舎で岡の上の土地なのでアンテナは1本、スピードとしても0.35Mbpsというなかなかに不安なスピードとなりました。

では各種サイトで動画を再生していきます。

YouTubeは見られる?

最強の無料動画配信サイトと言えば「YouTube」。

コレが見れなければ正直意味ない感じがしますがどうでしょう?

 

動画を選択し再生を押してみると1分ほど待たされます。

その後動画が再生されますが、最初は画質がかなり悪く文字の判別も困難なほどでした。

しばらくすると画質もだんだん良くなって比較的綺麗に再生されるようになりました。

画質としては中くらいで特に気になる画質ではありません。

たまに通信が追いつかなくなって画質が悪くなるなど変動はありました。

 

検証結果⇒YouTubeは見られる

ニコニコ動画は見られる?

YouTubeと並んでユーザーが多いのが「ニコニコ動画」ではないでしょうか。

YouTubeが見られているので大丈夫な気がしますがどうでしょうか?

 

再生を押してみるとYouTubeに比べて少し待たされる感じがします。

固定回線に比べるとレスポンスは悪いので、動画を続けて見て行くにはストレスは感じるかも。

ただ画質に関しては最初から中程度の画質で、YouTubeとさほど変わらない感じでした。

 

検証結果⇒ニコニコ動画は少し再生まで待たされるが見られる

Amazonプライムビデオは見られる?

有料動画配信サイトですが、Amazonプライムの特典ということもありユーザーも多いのがコチラ。

主に映画など集中して見たい作品が多いので画質や通信品質が問われます。

 

再生を押してみるとけっこう待たされます。

アンテナ1本だとけっこうキツいみたいで、通信環境の良い場所が望まれるようです。

アンテナ1本だと数分グルグル回っていてやっと動画が再生される感じです。

 

再生が始まると途切れる事もなく再生され、画質も綺麗というわけではありませんが全然見られるレベルの画質。

ネックは動画スタートまでの待ちでしょうか。

 

検証結果⇒動画は見られるが通信環境によって再生までかなり待たされる。

U-NEXTは見られる?

有料の動画配信サイトとしては配信数も多く、私もかなりお世話になっているのがU-NEXTです。

これが見られるならかなりの利用価値がありそうです。

 

再生すると再生開始までのスライダーが色づいていきますが、30秒ほどで動画は再生開始。

これはかなり驚きで、あまりストレス無く使える感じでした。

画質についてはAmazonプライムと変わらない感じですが、この品質にしては綺麗に見られるような感じがします。

 

ただしU-NEXTはあまりバッファを溜め込まずに動画再生しているようで、通信環境が途中で悪くなるとストップすることが起こります。

 

検証結果⇒比較的早く動画再生し見られる

まとめ

今回は代表的な4サービスを比較しましたが、どれも問題無く再生されました。

最近は1Mbpsの低速SIMも普通に販売されており、サービス提供側もそれに対応した策を講じている可能性もありますが、このスピードでも「とりあえず」という感じではなく割としっかりした画質で見られるのは驚きでした。

 

計画を5年前倒しで2021年3月にはカバー率70%、夏までに96%を達成させる計画らしいのですが、これならとりあえず1年間は無料のポケットWiFiとしてでも十分に使っていくことはできそうです。

 

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