必ず知っておきたい!クレジットカードの金利の計算方法

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突然ですが、
250,000円を年利18.0%で毎月の支払いコース1万円づつでクレジットカードのキャッシングを利用しました。
1回目と2回目の支払いは幾らか計算できますか?
もしこの計算できないあなたはカード会社のキャッシングや多額のショッピングリボは控えた方が良いかもしれません。
実は自身もそういうタイプで、あまり金利とか年利とかわからずに、便利だからというだけでカードを使っていました。

◇計算は意外に簡単

先ほどの答えはカード会社によって多少の誤差は出てくる事がありますが、1回目の支払額は13,750円、2回目の支払額は13,600円です。
この計算、仕組みがわかるととっても簡単なのに、様々な人に聞いてみると、ほとんどの人が計算できないほど理解されていませんでした。
そして計算式が理解できた瞬間に、リボ払いがなぜ終わらずに高い金額を毎月支払い続けるハメになるのかに気付くはずです。

◇高額なリボ払いはなぜ終わらないのか?

リボ払いは「毎月定額の支払い+金利だから」ということで何度か利用すると貯金が増えたかのような錯覚に陥り、返済がちょっときつくなってきたある日にオールリボチェンジを宣言。
しかし公共料金などもリボ対象になり、最終的には限度額100万円をオーバーしていた!
実際こういう経験をする方は少なくないと思います。
しかも100万オーバーの頃には毎月の支払い額は40,000円程度になる場合もあります。
なぜこういう事になるのでしょうか?
ここで、先ほどの金額を導き出した計算方法をご紹介します。
250,000円を年利18.0%でキャッシング毎月の返済額は1万円コースの場合は以下の通り。
(250,000円×0.18)÷12ヵ月=3750円
これが1回目に支払わないといけない金利、いわゆる弁済額というものになります。
定額1万円コースなので1万円の返済額+3750円の弁済額=13,750円が支払額となります。
では2回目の支払額が少し安くなった理由はどうしてでしょうか?
実は2回目以降はこのように計算されていくからです。
250,000円のキャッシングをして、1回目に1万円支払ったので2回目の残額は240,000円として同様の計算が行われます。
(240,000円×0.18)÷12ヵ月=3600円
もう気付きましたね!
本人は13,750円支払ったつもりでも、実際に支払われているのは1万円だけ。
なので支払い終了は2年後となります。
それまで毎月18%という高い金利を払い続けないといけません。
もし100万円のキャッシングで定額25000円を年利18%で借りたらどうでしょう?
(1,000,000×0.18)÷12ヵ月=15,000円
なんと金利だけで15,000円です!
定額の25,000円と足して40,000円。
こういう支払いを3年以上続けないと返済完了にならないのです。
毎月40,000円も払っているのに何で支払いが終わらないんだろう?って思っている方はこのループにはまっています。

◇支払い不能に陥る前に考えること

支払い不能になって泣きをみる前にやるべき事。
1,しっかりと金利を把握しておくこと。 
2,借り入れ金額に応じた返済額を知っておくこと。
3,カード利用総額を常にチェックし、浪費を避けること。
4,オールリボにチェンジした場合、公共料金は別のカードで一括払いにすること。
5,余裕のある月は返済額をアップさせて負担を軽くすること。
6,リボを組むカードは1枚のみにとどめておくこと。
カードの利用は計画的に。