【自販機サブスク】コカコーラ社が毎日飲める2700円の定額サービスを開始

これから到来するであろう暑い夏に向けて、コカ・コーラ社が公式の自販機アプリ「Coke ON」の新サービス「Coke ON Pass」2021年4月12日からスタートします。

月額は2,700円(税込)。

Coke ON Pass

Coke ON Pass(コークオンパス)はコカコーラが提供している自販機専用公式アプリの新しく加わるサービスで、月額2,700円を支払う事により毎日1本好きなコカ・コーラ製品を自販機から取り出せるいわば自販機のサブスクリプション。

申し込みは先着10万名で20歳以上の成人が対象となり、決済のためアプリにクレジットカードの情報を登録する必要があります。

スーパーよりもお得?

いくら定額と言っても無限に飲めるわけではなく1日1本と決められているので少ない月で28本、多い月で31本となります。

月額料金が2,700円なので31日までの月なら約88円、28日までなら約97円となり月によって実質単価が変化し、1年間サブスクを続けた場合の支払額は32,400円なので365日で割ると1本単価は約89円ほどになります。

私のよく行くディスカウントストアで500mlのコーラーが76円、ファンタやコーヒーが88円で販売されており、もしコーラーを1年分365本購入すると27,740円になるのでたった10数円の差でも4,380円の差が出てきます。

なのでもし金額的なメリットを優先するのであれば、普段買い物はコンビニしかしないとか、そもそも毎日自販機でジュースを買っているという人であれば20日間コーラーを自販機で購入したら3,200円になるので十分に元を取ることが可能です。

絶対に損をしたくない人は車で70円台で販売されているディスカウントストアでまとめ買いしたほうが安く、年間で計算するとガソリン代を払っている方が金額的には特になりますし、毎日自販機まで通う手間もありません。

自販機には単価の安い缶コーヒーから高い160円のコーラーまであるので、単価の安いものはお得感が減少してしまうかもしれませんね。

どこで購入できるの?

ただこのサブスクでドリンクが出せるのは全国34万箇所に設置された「Coke ON Pay」対応自販機のみに限られます。

そもそも近くに対応自販機がなければそのうち使わなくなってサブスクの契約さえも忘れて無意味に2,700円を払い続ける事にもなりかねないので、必ず生活圏内に対応自販機があることを確認してからの契約にしましょう。

非対応の自販機も

なお、アプリと繋がる自販機の中には電子決済に対応していない自販機もありますので注意が必要で、アプリで自販機の場所を検索し赤いピンが立つ場所が対象自販機で、白いピンは対応していない自販機になるので一度確認してから契約しましょう。

半額キャンペーンも

4月12日〜5月31日までは月額費用が半額の1,350円(税込)になるキャンペーンがスタートし、4月中は19本飲めるので単価約72円ですが、5月中は31本飲めて単価約44円になるのでどこで購入するよりもお得になりますね!

Coke ONアプリも最初はスタンプが貯まるお得なアプリだったのが、しばらくして進化してクレジットカードに対応、今では電子マネーも使えるようになり、今ではアプリ使用の2人にひとりが何かしらの決済手段を用いてドリンク購入をしているそうです。

私も便利なのでクレカ決済ばかりしていますが、この新たなサービスで他のドリンク会社も追従してきそうな気がします。