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この記事のもくじ
Amazonの革新的試着サービス『Prime Try Before You Buy』
このブログを読まれるようなユーザーの方であれば、世界最大の通販サイト「Amazon」を利用したことがあるはずです。
Amazonが日本において「Amazon.co.jp」としてサービスを開始したのは2000年の11月。
今となってはキッチン用品からカー用品、文具屋や玩具など、通販で買えるものなら何でも売っている世界最大の通販サイトまで成長しましたが、元々は書籍のみを扱うオンライン販売サイトとして始まったんですよ。
さて、このAmazonの販売方法の一つとして、試着をしてから商品購入を考えることができる「Prime Try Before You Buy」というサービスを行っているのはご存知でしょうか。
以前は「プライム・ワードローブ」と名付けられていたのですが、現在は上記のような名前へと変更されています。
この記事では、試着サービスの詳細や、実際のやり方をご紹介していきます。
メリットとデメリット
どんなサービスでも必ずメリットとデメリットが存在しています。
それを知った上で利用するのが一番の恩恵を得ることができるのですが、はじめに、このサービスのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 配送料や返送料が無料
- サイズ違い、色違いを複数試すことができる
- 服や靴など組み合わせて4点まで同時に試すことができる
- 注意事項が最低限で安心して利用ができる
- 自宅で簡単に選んで送ってもらうという手軽さ
- 体型に自信がなくても試着することができる
- すでに所有しているアイテムとのコーディネートを試すことができる
- 買い取りたい商品は手元に残すだけ
- 自宅で1週間かけてゆっくり試着をすることができる
- ヤマト運輸やコンビニなど、いずれも無料の幅広い返送手段
- 返送用の梱包材を用意する必要がない
- 返送用伝票の記入も必要なし
- 返品する罪悪感がない
デメリット
- Amazonプライム会員に登録する必要がある
- ネット通販のため、すぐに必要なアイテムの試着ができない
- タグの取り外しはできない
- 返送し忘れると全て買取となる
- 沖縄および離島地域は対象外
- 支払い方法はクレジットカード、デビットカードおよびAmazonポイントに限定される
- 後から価格が安くなっても注文時の価格が反映される
- 試着対応の商品の中から選ぶ必要がある
- 試着対応の商品であっても、バリエーションによっては対応していないことがある
こうして、メリットとデメリットを並べてみると、デメリットはシステム上の問題ばかりで、むしろメリットはユーザーに寄り添った仕組みとなっていることが分かりますね。
経験としてちょっとやってみようという思いからでも、気軽にできそうな感じです。
『Prime Try Before You Buy』について解説
『Prime Try Before You Buy』はAmazonで販売されている数ある商品の中で、主に、服・バッグ・靴などを試着することができます。
服というカテゴリーの中には、例えば水着やジャージなども含まれ、もちろん大人用以外にもキッズから赤ちゃんまでが対象となっています。
支払い方法と試着対象アイテムの制限
このサービスはAmazonプライム会員の限定特典であり、有料会員に登録している必要があります。
支払い方法においても、90日間以上有効期限が残っているクレジットカードまたはデビットカード、Amazonポイントでの支払いに限られ、Amazonで通常買い物時に選べるような、プリペイドカードやAmazonギフト券、代金引換、携帯決済、コンビニ・ATM・ネットバンキング・ 電子マネー払いなどの支払い方法が利用できないことには注意が必要です。
またAmazonで販売されているアイテム全てが試着の対象というわけではないことも注意が必要で、対応したアイテムの中から選ぶ必要があり、気に入ったデザインのアイテムを見つけた場合でも、特定のサイズや色に試着を限定している場合も多く存在します。
ある程度の制限があるものの、いつも使い慣れたAmazonでの買い物という安心感で試着することができるのは、多くのユーザーにとって大きなメリットと言えるでしょう。
まずは気に入ったアイテムを検索してみることをおすすめします。
大まかな流れ
この試着サービスを試すのはとっても簡単です。
申し込みから返送までの流れは次のとおり。
商品を選択
↓
申し込み
↓
商品到着
↓
試着開始(1週間)
↓
不要なものを返送
↓
Amazonから返送の確認があり終了
たったこれだけのステップであり、実質一番苦労するのは、返送するためにヤマト運輸やコンビニに商品を持ち込むぐらいです。
購入と返送の選択方法
気に入った商品が見つかれば、注文履歴から、購入する商品と返送する商品を選ぶだけの簡単操作です。
返送する商品と買い取る商品を選んだ後に気が変わった場合でも、その商品を手元に残すことで購入となります。
箱や伝票などは?
返送するための箱は、送られてきた箱がそのまま返送用の箱に活用できるよう工夫されています。
返送時には、商品が届いた箱を使用し、添付されている着払い伝票を利用して、ヤマト運輸(営業所持ち込みまたは集荷)、指定のコンビニ(ファミリーマート、セブンイレブン)、またはPUDOステーションから無料で返送可能です。
もし返送期限を過ぎてしまったら?
商品到着から1週間の試着期間を過ぎてしまった場合、自動的に買取対象となりますのでご注意ください。
商品状態で買取となる場合もある?
試着である限り、利用する私たちもルールを守った上で利用することが求められますが、Amazonの試着サービスに限っては、本当に最低限のルールということで定められています。
タグを外すのは禁止
どのアイテムにしても試着をするということが想定されるため、タグは試着の邪魔にならないよう取り付けられていることが普通です。
タグは必ずつけたまま返送する必要があるのでルールを守りましょう。
試着は室内のみ
このサービスの目的は「試着」であり、例えば、インスタ映えのための撮影用に活用したり、たまにしか着用しない服なので無料で借りて済ますなどは絶対にしてはならない行為のひとつであり、試着ルールとしても、室内のみで外出をしてはいけないと定められています。
その他のルール
他にAmazonでは下記のようなルールを定めています。
試着では発生し得ない消耗やダメージ(しわ、ソールの汚れ、ソールの傷など)があるものや、香水やたばこの匂い、ファンデーションなどの化粧汚れが付着したものなど、使用済み商品の返送は承りません。Amazon.co.jpの返品ポリシーに基づき、返送された商品は返送に関する基準を満たしているかを判断します。
https://www.amazon.co.jp/Prime-Wardrobe-HowTo/b?ie=UTF8&node=5425661051
試着アイテムを探してみましょう
基本的なルールが分かったら、Amazonのサイトやアプリを使って試着ができるアイテムを探してみましょう。
いつもの検索方法に「Prime Wardrobe」のオプションを追加することで、試着対象のアイテムを簡単に見つけることができます。
①希望の商品カテゴリーで検索
今回は、今回は例として子供用のルームウェアを試着サービスを通じて選んでみましょう。
まずはAmazonのサイトを開きます。
いつもと同じようにAmazonの商品検索欄に商品名を入力します。
②試着に絞り込む
検索ができたら【絞り込み】を選択し、オプション項目を開きます。
オプション項目が表示されるので、【決めるのは試着の後で】を選択。
必要に応じて、配送期日などのオプションも同時に設定しても大丈夫です。
設定が終わったら【結果を表示する】を押します。
すぐ試したい方のために、想定されるいくつかのカテゴリーで、試着で探せる状態のリンクをご用意しました。
ご活用ください。
③商品を選んで追加していく
対象商品が絞り込まれ表示されるので、普段の買い物と同じように気になる商品を選んでいきましょう。
商品をカートに追加する際は、「7日間無料でお試しください 0円」と記載されたオプションが選択されていることを確認し、【カートに追加して無料試着】をクリックしましょう。
0円の下に書かれている金額が購入の際に支払う金額となります。
万が一、1週間後に同一商品の価格が変わってもこの金額が保証される反面、値下げが行われても当時の価格のままとなるので、例えば1,000円近い値下げなど行われていた場合は、そのまま買い取らず送り返して、安くなった商品を注文する方がよりお得に買い物ができます。
試着サービスは合計4着まで可能です。
色違いやサイズ違い、デザインの好みなどでどんどん商品を追加していきましょう。
送料無料の機会を活かして、選択の幅を広げるためにも、ぜひ4着全てを試着してみることをおすすめします。
商品の選択が終わったら【Prime Try Before you buyの注文を行う】を選択します。
このボタンを押した時点では、まだ商品確定や注文申し込み完了とならないので安心して先に進みましょう。
④試着注文の確定
商品選択が終わり先の画面に進むと、いつもの注文確定画面に移行するのですが、今回は試着サービスを利用しているということで、いつもとは少し違った画面が表示されます。
ここに表示されているのは本来購入した場合の合計金額で、「JPY」とアルファベットは日本円を表しています。
注文合計の金額の下に「本日の請求金額:JPY 0」(つまり0円)と表示されていることを必ず確認しましょう。
もしこれと違い、いつもの注文画面が表示されていたり、JPYのが0以外の数字であれば、どこかでミスをしているのでもう一度商品を確認し直しましょう。
特に試着サービスを利用している場合、同じ商品であっても、例えば色違いやサイズ違いによっては対象外になっているという商品も数多くあります。
よくわからずにそちらを注文している可能性もあるので、この画面で「JPY 0」の表示がされていること、「本日請求は発生しません」という表示が出ていることを確認しましょう。
このまま問題がなければ、いつもと同じように支払い手段や、発送先、時間帯などを選択して注文を完了します。
アイデア次第でもっと便利に
試着サービスは効率的に利用していくことで、今までのファッションの悩みが一気に解決します。
同じ商品のサイズ違いを試してみる
例えば体型が出やすい服装の場合、体にフィットしていない状態では見た目もよくありません。
そこで、同じ服であっても5cm刻みで4種類の試着を注文し、その中で一番フィットするものを選択するのはとてもおすすめの方法です。
子供の靴をサイズ違いで試す
子供がまだまだ小さい頃、最適なクツのサイズを確認しながら購入するのは至難の技です。
お子さんがいらっしゃる方で、クツの販売コーナーで長時間居座った記憶がある方も多いのではないでしょうか。
私は靴を購入する際、同じデザインでサイズ違いの靴を4つ注文し、1つ1つ試させた上で一番子供が履き心地の良いものを購入しています。
成長盛りの子供にとって、フィットしたクツを履かせることはとても大切なことです。
クツの販売店ではサイズが飛び飛びだったりするものも、Amazonであれば豊富なサイズが揃っていることも多く、そういった意味でも積極的に活用しています。
子供の好みを確認する
子供服を一緒に買いに行った時、子供が飽きてしまい適当な返事で服を購入してしまい、家に帰ってから「本当はあっちの方が良かった」なんて言われた経験はないでしょうか。
お家であれば、子供のペースに合わせて試着することができ、子供服売り場ではなかなか難しい着替えも、お家であれば安心です。
所有しているズボンなどと一緒にコーディネートすることもできるので、子供の意思確認をしながら商品選びをすることができます。
子供にとっても親にとってもメリットのある使い方です。
遠隔で似合うものを確認してもらう
試着ブースにおいて長時間の居座りや、ブース内で通話をするなどは推奨されていません。
友人の結婚式など、大切なイベントで着ていく服装となると、自分で決定することが難しい状況もありえます。
自宅での試着であれば、遠くの友人に写真を撮って確認をしてもらうことも、ビデオ通話を使ったファッションチェックも自由です。
これ以外にも、スーツに似合うネクタイを複数の中から探したり、試着コーナーでは試しにくい服を取り寄せてみるなど、アイデア次第でどんどん活用することができます。
最後のまとめ
インターネット通販サイトは、無店舗型の利点とスマホでの利便性を生かし、膨大な商品を安価で提供しています。
しかし、届いてみないと商品が似合うかわからないという問題があり、返品の手間や費用が課題でした。
Amazonの試着サービスは、これらの課題をクリアし、日頃から親しまれているサービスとして利用しやすい仕組みを提供しています。
プライム会員ならば、このお得なサービスを活用しない手はありません。