1月23日公開予定だったエヴァンゲリオン新劇場版最新作であり完結編となる予定の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が、日本政府による緊急事態宣言発令により再延期となりました。
延期は2020年6月以来2度目となり、先日も世界最速上映企画が中止となった矢先です。
新しい公開日は未定
緊急事態宣言はいずれの地域も2月7日までとされていますが、実際のところ新型コロナウィルスの陽性者数が思惑通り減少するのかという部分で確約はされていません。
ですので公開日が決まるのは2月7日以降で現在よりもコロナウィルが落ち着いてきてからになるかもしれません。
3月からは春休みが
ただ3月からは春休みがあり、このあたりも人出が多くなり再びコロナウィルスの感染拡大が広がるかもしれません。
映画の興行収入を考えると春休みをぶつけて観客数を多く確保したいところですが、この時期に再び自粛が起るとそれはそれでダメージが大きいのでもしかすると春休みのあと4月上旬から中旬での公開となるかもしれません。
そうなってくるとほぼ1年近くの延期になったと言えますね。
CDなども延期に
映画が延期で公開日未定となったことで、2月10日発売予定だった3枚組のサントラCD「Shiro SAGISU Music from “SHIN EVANGELION”」と、シリーズを通してエンディングテーマを担当してきた宇多田ヒカルのCD・LP版・デジタル配信「One Last Kiss」も発売日延期となりました。
音楽や主題歌なので影響は無さそうですが、エヴァの世界観をエンディングテーマとして歌い上げてきた宇多田ヒカルの作品であったり、エヴァを象徴する音楽で彩ってきた鷺巣詩郎の楽曲など、エヴァに関しては1つ1つのパーツが折り重なって完成する作品なので先出しはご法度ですし、劇中のイメージやライナーなどが入っていたとすると完全なネタバレになるので泣く泣く延期の判断を下したのでしょう。
それにしても延期を受け入れた宇多田サイドのエヴァへの理解度は素晴らしい限りです。
昨日はUSJの新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の延期、そして同日にエヴァ新作の延期と、期待されているだけに多くの人が動くという部分での社会的責任があるので慎重な判断が求められる時期です。
この状態が早く収束して安心してメディアを楽しめるようになりたいですね。