【続報】脱衣場にスピーカー付きシーリングライトを設置したらお風呂ライフが激変 もうお風呂から出たくない

先日、お風呂の蛍光灯をLEDシーリングライトに付け替えたという記事をエントリーしました。

【スピーカー搭載LEDシーリングライト】スマホ&スマートスピーカーで遠隔操作 家中全部変えたくなった

本来の目的は蛍光灯からLEDに付け替えるというもので、電気代やスマホでのコントロールを主にしたものでした。

ですがここ数日使ってみて思わぬメリットが出てきたので続報です。

Bluetooth搭載

今回購入したLEDシーリングライトはWi-Fi搭載でスマートスピーカーやスマホで色を変えたり、外出先でも何かしらの電波が通じれば電源のON/OFFができるという万能なタイプなのですが、もう一つ機能が付いていてそれが「Bluetooth(ブルートゥース)のスピーカー内蔵」ということ。

Bluetoothとは?

もう今さらワイヤレスイヤホンも普及している時代なので説明するまでもありませんが、Bluetoothというのは簡単に説明すると『近い距離でデータ通信ができる無線規格」です。

実はWi-Fiと規格としては同じで、通信スピードや距離などの違いがあります。

BluetoothはWi-Fiの低速の方の規格と同じ2.4Ghzの周波数を使うので、Bluetooth使用時は電波干渉が起こってWi-Fiの通信スピードが低下するなんて言われています。

いまは5GHz帯を使うのが一般的になりつつあるので心配は無さそうですが、一昔前の安い無線ルーターを使っている人やポケットWi-Fiは2.4GHzのみしか搭載していなかったり、移動中は5GHzでの通信が使えない機種もあります。

これは一昔前は屋外での5Ghz帯の電波使用が禁止だったためで(電波干渉で各種機器に悪影響が出る可能性があるため)、今は一部の帯域を除いては使用が許可されています。

もし特定の状況下でポケットWi-Fiのスピードが落ちる人はBluetoothイヤホンの使用も疑ってみるのが良いかもしれません。

1対1の通信が得意

Wi-Fiはネットワーク分野で使われている通り、複数の機器と通信をやり取りすることが想定され、尚且つ通信距離も比較的長く飛ばす事が可能な反面電力消費が激しいというデメリットがあります。

対してBluetoothは通信距離は10メートル程度が限界ですが1対1での通信が得意で消費電力も少ないのでワイヤレスイヤホンやPS5、ニンテンドーSwitchなどのゲームパッドなどの通信規格として採用されています。

お風呂タイムが激変!

さて話を戻してお風呂の真横である脱衣場にスピーカーが搭載されるとどういう事になるかと言うと、単純にお風呂の中でも音楽が聴けるようになります。

これ経験していなければ「ふーん、で?」位に思われるでしょうが、実際この環境を経験したらお風呂タイムが激変しますよ。

スマホで流れる音は全て再生できる

特筆すべきことはスマホのスピーカーから再生できる音はBluetoothスピーカーからも再生できるということ。

なので大好きなアーティストをシャッフル再生しながら入浴タイムを楽しくするという基本スタイルはもちろんのこと、全国のラジオがネットで再生できる「Radiko」を再生しながらというのもアリですし、私の場合だとゆっくりお風呂に入りたい時はAppleMusicで森の音を探して鳥のさえずりを聞きながら入浴したりもしています。

森の音をBGMに入浴とかどこの露天風呂かって気分になりますよ。

他にも我が家のHDRがPanasonicのDIGAで、専用アプリを使って録画した番組やリアルタイムのテレビ放送をWi-Fiでリモート再生することができます。

もちろんその音声も流すことは簡単なので、CS放送の24時間ニュースチャンネルの音声を流しながら情報収集したり、お笑い番組を再生したりとアイデアは尽きない感じ。

子どもたちも大喜び

鳥の音声を流したりアンパンマンの音楽を流したり、娘たちもお風呂でどんな音楽が聴けるのか楽しみにしていて、もしかしたらお風呂嫌いのお子さんには効果あるかもしれませんよ。

気になる音声は?

購入したシーリングライトは8000円でお釣りが来る価格で、BluetoothスピーカーやWi-Fiも内蔵しているにも関わらず比較的安価なモデルです。

他にももう少し安く他の機種が出ていたりするのですが、レビューを読む限りでは雑音がひどくて使えないという記述をよく見かけます。

なので少しお値段の高いものを選んだのですが、結果として普通に使えています。

ノイズは入る

ノイズに関してですが、シーリングライトという仕組みを考えると電気のノイズを拾ってしまいやすいようでノイズはあります。

ですがBluetoothが繋がっていない時はスピーカーがOFFになるよう工夫されているようで、普段電気を点けているだけの時は無音です。

Bluetoothを繋げて音楽再生をする時にやっと無音部分で少しノイズが聞こえる程度で、Amazonのレビューにあるようなノイズが酷くて音楽再生どころじゃないという事は全くなし。

マスキング効果で音楽にノイズが完全に消されるので快適そのものです。

音はどこかの施設の用な感じ

音質というか音場空間的な感じだとどこかの施設に来たみたいな不思議な感じで、ジブリのオルゴール版の音楽とかをかけたらスーパー銭湯の脱衣場ぽくなるんじゃないでしょうか。

スピーカーは1つなのでモノラル音声になりますが、低音が足りないとか高音域がこもっているとか無くこういったタイプとしては十分です。

まぁ、脱衣場でもそれなりの音質にこだわる人はJBLとかBOSEとかその手のスピーカーをつけた方が良いとは思いますが。

入浴タイムが伸びる

とにかく入浴が今までと感じが違って楽しくなってしまったので、圧倒的に入浴タイムが長くなりました。

できたら3時間とか好きな音楽とか番組の音声を流しながら入っておきたい気分。

入浴中でもコントロールできるように防水仕様のスマホを別に購入しようかとも考えているくらいです。

おうち時間がみなさんも伸びているはずで、家でのストレスも貯まることがあるはず。

せっかくのお風呂くらい楽しくゆっくりリラックスがおすすめなので、ぜひ脱衣場にスピーカーを導入してみては?