子どもたちから「家でバイキングをやりたい!」というリクエストをもらいました。
さすがにたくさんのおかずを作るのは難しいし、スーパーのお惣菜もその時々の品揃えだし。
で思いついたのがコンビニの冷凍食品。
今って冷食がかなり充実していてしかも安い。
それに今ってお皿も要らなければ、袋さえも開けずにレンジに入れられる商品も多数あります。
ということで、「コンビニ冷食だけでおうちでバイキング」というのをやってみました。
この記事のもくじ
まずは買い出し
個人的に冷食が安くて味も良くてバラエティ豊かに揃っているのが「ローソン」だと思っています。
なのでローソンに買い出しに行って来ました。
せっかくバイキングっぽくなので、和洋折衷でけっこうバラエティ豊かに買ってきました。
買ってきたのはこんな感じ。
パケージごとチン
まずはこちら、パッケージごとチンできるグループ。
半チャーハン(108円/以降税込表記)、国産豚の焼餃子(138円)、フライドポテト(130円)、スパゲティ・ミートソース(258円)。
半チャーハンは半分とはいうものの、そこそこ量があってしかもお値段は108円なのでよく購入します。
今回は主食にしようと家族4人分用意しました。
それにしてもパッケージごと調理できるのがこれだけ種類があるのも驚きです。
袋から取り出してチン
袋から商品を取り出しするグループ。
中の商品がシュリンク包装されているので、それを破いて付属のお皿にのせてチンするタイプです。
ピッツァマルゲリータ(298円)、豚玉お好み焼き(248円)。
袋から出すような手間はありつつも付属のお皿で調理するので別のお皿を用意する必要もなくメチャクチャ便利。
お皿で調理
家のお皿に出したり別に調理が必要なのがこのグループ。
具付き醤油ラーメン(215円)、若鶏のから揚げ(248円)。
から揚げは皿に出してチンですがラップは不要。
ラーメンは麺の調理はそのままレンジでOKですがスープをお湯で薄める必要があります。
調理開始
では早速調理開始。
というものの全部レンジでチンしていくだけです。
ここで難しいのがどの順番で調理するかです。
バイキング専門店と違ってホールディング用のヒーターなどが無いので、調理できたお料理から順に冷めていきますしラーメンは汁を吸っていきます。
ということで調理時間が長いものを先回し、ラーメンは後半でという事にしました。
お好み焼き
まずは調理時間が7分40秒(以降600W調理)と最も長いお好み焼きからスタート。
パッケージを開けるとシュリンク包装されたお好みが入っているので、包装を破り一緒に入っている紙トレーにのせてラップ無しでチンします。
大きさは専門店で食べるお好み焼きよりもふたまわり位小さなサイズで夜食とかに向きそうです。
完成品はけっこうふわふわな感じのお好みになりました。
付属のソースが少し辛めなのでお子様には家にあるお好みソースを使うほうが良いかも。
他に青のりと鰹節が付属しますがマヨネーズは入っていません。
ピザ
次に7分の時間がかかるピザを調理。
ピザはお好みと同じくシュリンク包装されているので、包装を破り付属のトレーにのせて調理します。
ピザは専門店よりも全然小さなサイズで、どちらかというとおやつ向きな感じ。
こういうレンジピザって生地がふにゃふにゃで専門店のピザとは似ても似つかない物が出来上がることが多いのですが、カリッとしたピザが出来上がり家族に好評でした。
カリッとシート
カリッとしたピザが出来上がる秘密は下に敷いているトレー「カリッとシート」にあります。
薄いアルミニウムの膜を張り合わせた紙製のシートで、電気抵抗を利用した誘導加熱の原理というとっても科学的な方法を使いシートを200℃に加熱、そのおかげで火を使わずに生地をカリッと仕上げることができるというとってもすごい技術が使われています。
おかげでピザは電子レンジで加熱したと思えない焦げ目が付くカリカリピザとして調理できました。
これ、メチャクチャおすすめです。
ラーメン
汁物のラーメンの調理に入ります。
ラーメンは少し手間がかかってお湯を別途用意する必要があります。
作り方は電子レンジを使用する方法とお湯で煮込む方法がありますが、今回は「レンジ調理がおすすめ!」って書いてあったのでそれを信じて電子レンジで調理します。
パッケージの中にトッピングの具が一緒に冷凍された麺が入っているので袋を破らず4分30秒チンします。
スープは別途300ccのお湯を沸かして薄める必要があるのでチンしている間にお湯を沸かします。
ラーメンはインスタントの袋麺と同じくらいの量ですが、明らかに麺の質が違う美味しそうな感じです。
具はラーメン屋さんと比較すると流石に少なめでチャーシューも薄いのですが、醤油スープの味は雑味のない美味しい味付けでかなり好みでした。
これ今後は袋麺よりもこっちのほうが良い感じかも。
ミートスパゲティ
ミートスパゲティはパッケージの端っこをちょこっと開けて4分30秒チンします。
パッケージがトレーになっているのでそのまま食べられるし洗い物が出ないのは便利。
これ作っているの実は日清食品で、お味も普通に美味しく食べられるスパゲティでした。
量はランチの1食分程度あるのでこれだけでも満足できそう。
から揚げ
から揚げはパッケージからおうちのお皿に移す必要があります。
調理時間は個数によって違い、5個全部を温めるにはラップ無しで2分40秒チンします。
から揚げは最近よくある専門店程度の大きさが5個入りで、子供でも食べやすい柔らかめの調理でした。
味付けもお弁当向きな感じで、誰からも好まれる美味しいから揚げです。
焼き餃子
餃子はパッケージが特殊になっていて開封せずそのまま1分20秒チンします。
5個入りでけっこうプリッとした餃子で、ランチ用の購入も見込んでかニンニク不使用になっています。
爆発してしまうので餃子のタレは付属しませんが、その代わりしっかり味付けがされています。
ニンニクが使われておらず野菜の甘味もあるので子どもも好んで食べていました。
スーパーのよりは割高ですが、5個入りで138円は比較的お手頃で焼く必要もないのでビールのおつまみに一つみたいな感じで購入する人が多そう。
無性に餃子が食べたいって言う時にはコレで決まりですね!
ポテトフライ
ポテトフライもパッケージ内側が不織布のように加工された特殊パッケージで、開封せず裏向きにレンジで2分チンします。
さすがに蒸気が逃げないのでカリッとした食感は無理ですが、塩味が付いている太めのフライドポテトが楽しめます。
パッケージが中央から裂けるようになっているので、そのままお皿代わりに使えるのもナイス。
チャーハン
パッケージそのままでチンできる半チャーハン、パッケージを裏向けて2分30秒チンします。
コンビニでよくある冷凍チャーハンがお皿に移す必要がある中これはかなり便利です。
一応蒸気は逃げるように作られているのですが、最後はめっちゃ膨みます。
取り出している時爆発してチャーハンが飛び散ったらどうしようとか考える間もなく冷えたら縮んでいきます。
中のご飯を下に落としたらパッケージ上部を切りましょう。
ズボラですがこれだけでお皿代わりに食べられます。
お味は普通においしいチャーハンで、ラーメン、餃子と合わせてラーメンセットが作れます。
なんとこの3点を足しても461円で500円でお釣りが来ますよ。
バイキングやってみた
テーブルに並べてみると思ったより品数は多く感じませんが、フードロスは出せないのでコレくらいが限界です。
それでも多彩に揃えられたと思います。
冷食がサイズ小さめなので逆に安く品数を揃えられる要因になっています。
ただ子ども用のトレーに入れてみるとパンパンです。
半チャーハンが思ったより多いので、小さな子どもであれば分けた方が良かったかも。
次女はラーメンとスパゲティとから揚げがお気に召した様子。
リクエストを出してきた長女はどれも美味しいと残さず食べてくれました。
どれくらい費用がかかった?
さて今回かかった費用ですが、おかず7品目にそれぞれ主食として半チャーハン4人分で合計1,967円でした!
なんとギリギリ2,000円より安くできました。
もちろん税込です。
一人換算すると大人ひとり700円、子どもひとり300円という感じでしょうか。
2,000円といえば下手するとバイキングで大人ひとりも食べられない金額ですよね。
それがコンビニ冷食だけでも工夫すればこうやっておうちでも再現できてしまうわけです。
コロナ禍でおうち時間も増えていますので、ちょっと工夫して手間をかけずこういう食事会をやってみるのもおすすめですよ。