5歳と2歳の子どもたちが使うタブレット、この充電差込口のタイプが「micro USB Type-B」と言われる一世代前の充電ケーブル規格。
今回はこのケーブルをマグネット式に取り替えたお話です。
この記事のもくじ
耐久性の低いケーブル
世の中だんだんと「USB Type-C」に移行をしているのですが、格安のスマホなどでは根強く残っている規格です。
この端子最初はガッチリとデバイスに刺さるのですが、いつの間にかストッパーが効かなくなってスカスカになってしまいます。
それにこの規格は中の端子も薄くて曲がりやすく、ケーブルも少しの力で曲がってしまうのでお世辞にも耐久性が良いとは言えません。
特に子どもが触るタブレットなので、ケーブルが刺さったまま無理な方向に動かしたり抜き方が強引だったりで破損は加速する一方。
そこで思い切ってケーブルを変えてみることを検討しました。
USB BをCに
最初に考えたのがUSB type BをCに変換するアダプター。
今の世の中どんな変換アダプターでもAmazonで見つかります。
ただこのアダプターは3センチほどの長さがあり、タブレットに挿しっぱなしにするわけにもいかないし、無駄な接続端子が刺さった分タブレット本体の充電端子の破損を加速させてしまいます。
ということで却下。
ケーブルをマグネット式に
次に考えたのがマグネット式のケーブル。
ずっと前からちょくちょくAmazonで目にしていて特に気にしていなかった商品です。
マグネット式は不用意に外れそうだし、販売もよくわからないメーカーが多数で耐久性が心配。
色々とレビューなどを見ているうちに評判が良くて多数のケーブルを販売している「TOPK」というメーカーのものを発見し、ここなら大丈夫そうなので早速購入してみました。
結果、届いたその日に追加注文するほど劇的に「充電」が変化することとなります。
商品を確認
届いたのがコチラ。
ビニール梱包とか簡単なものではなく、ちゃんとロゴ入りの箱に入れられています。
TOPKの会社名にはRegisterd(登録済み)の意味である(R)も付いている登録商標済みの会社なので安心できます。
パッケージの中身はこんな感じ。
- ケーブル2m
- ケーブル2m(端子L型)
- ケーブル1m
- ケーブル0.5m
- Lightning端子×3
- micro USB Type-B端子×3
- USB Type-C端子×3
- 結束バンド×4
- プレート
これだけ入って2999円。
それにAmazonでは10%OFFのクーポンが適用できるようになっていたので2699円というお買い得価格で購入できました。
マグネットの強度は
気になるマグネットの強度ですがこれが驚きの結果でした。
この通りけっこうな距離があっても反発しあったり引き合ったりするほどの強度。
この小ささの中のどこにこんなパワーがあるのか不思議です。
ケーブル本体の方もパチっとしっかり付きます。
豊富な端子
充電式という特殊な商品になり、他商品とも互換性が乏しくなるので接続端子部分が足りなくなるのは困ります。
ですがどうでしょうこの付属数。
「micro USB Type-B」「USB Type-C」「Lightning」それぞれ3つずつ付属しているので、挿しっぱなしでも困ることは無さそう。
ケーブル
ケーブル本体は2mが2つ付属していますが、1つはL字型のタイプになっています。
L字型は需要が無さそうですが、スマホ横持ちで充電しながらの操作であれば圧倒的にL字型が便利。
どのタイプも充電しながらクルクル回しても特に問題ないので、逆に今までよりも融通が効くようになった感じです。
ちなみにストレートのタイプはこんな感じ。
ケーブルに通電されていると内蔵LEDが青く点灯するようになっています。
ただこのLEDはケーブルに通電されていると必ず光るので、充電が100%になったら消灯するとかはありません。
Lightningは表裏あり
Lightning端子に関しては純正のケーブルはどちら方向に挿しても問題のないリバーシブルタイプですが、付属する端子は100均などで販売されている特許をすり抜ける片側タイプになっています。
写真のように黒くて矢印がついているのがディスプレイ側になります。
iPhone11 Pro Maxで使用していますが問題なく充電できています。
ちゃんと充電される?
もうここは基本ですが、ちゃんと充電はされます。
充電速度も特に遅いということもなく通常のケーブルと充電速度は変わらず問題なし。
QC3.0 3A充電に対応しているアダプターを使用すると急速充電も可能だそうですよ。
データ通信は?
以前の世代モデルは充電のみの製品が多かったようですが、今発売されているのが第3世代でデータ通信にも対応しています。
ただデータ通信に関しては途中で抜ける不慮の事故によるデータ破損などを考慮して、大切なデータは通常ケーブルでの通信をオススメします。
マグネット式にする意外なメリット
子どものためにと購入したはずですが使い始めると意外なメリットがでてきました。
それが充電端子の保護。
端子の保護
USBやLightningの充電端子を搭載しているデバイスの破損は、中のピン折れや接触不良、充電端子そのものが基盤から外れてしまうなど、いくら落下に気をつけていても起こり得る故障です。
充電ができないのはスマホやタブレットとしても致命的な不具合になるので、充電ケーブルの抜き差しが無くなるのはかなりデバイスを長持ちさせる要因になりますし、端子部へのホコリの侵入も防ぐことができ良いことずくめです。
ケーブルの統一
我が家のデバイスは「micro USB Type-B」「USB Type-C」「Lightning」それぞれが混在しています。
そのために各ケーブルを用意しているのですが、それがたった1本のケーブルを使いまわしできるようになったのでかなりスッキリしました。
各タイプのケーブルが互換性あるのって思った以上に快適になりますよ。
いままで充電ってそんなに苦痛でも面倒でも無かったのですが、コレを経験してしまうともう戻れない感じかも。
メーカーもマグネット式を採用してくれたらなによりなんですが、今後はコレに統一していく方針です。