ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は大阪府の新型コロナウイルス「まん延防止等重点措置」の適用を受け、除外日日数の異なる3種類の「ユニバーサル年間パス」と「ユニ春」の販売を2021年4月6日から休止します。
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まん延防止等重点措置
「まん延防止等重点措置」は新型コロナウィルスによる緊急事態宣言がステージ3の地域で、特定地域からのまん延を抑止することを目的とし都道府県知事が地区町村に対して発出するもので、今回は大阪市(大阪府)、神戸市・西宮市・尼崎市・芦屋市(兵庫県)、仙台市(宮城県)で実施されます。
おもな措置としては飲食店の20時までの営業時間短縮(酒類の提供は19時まで)、市民への不要不急の外出自粛要請、クラスターの発生が見られる昼カラオケの自粛、イベントの開催制限などがあげられ、USJは対象地域である大阪市此花区に位置していることによる対応と考えられます。
販売休止となる年間パス
2021年4月6日から一旦販売休止となる「ユニバーサル年間パス」は次の3種類。
- ユニバーサル年間パス・ライト(除外日約70日)/19,800円(税込)
- ユニバーサル年間パス(除外日約20日)/26,800円(税込)
- ユニバーサル年間パスVIP(除外日なし)/37,800円(税込)
販売休止中における各種スタジオ・パスから年間パスへの当日アップグレードも休止となります。
更新は可能
今回販売が休止されるのは新規での販売が対象となるので、既に所有している年間パスの更新は可能になっています。
ユニ春も販売休止
2021年3月21日から4月28日まで限定販売されている学生及び2021年3月卒業生向けの5,000円引きの「ユニバーサル年間パス」の販売も4月6日より一旦休止され、通常年間パスからのユニ春への年間パスの更新及び各種スタジオ・パスからのアップグレードも休止となります。
キャンペーン期間が4月28日までということでまん延防止等重点措置の期間内に丸かぶりしているので、今後の状況により販売を再開とはされていますが、現在の大阪市の新型コロナ感染社数増加の状況を見ている限り再開は難しそうで、このまま期間終了となる可能性が大いにあります。
もし4月6日以降にユニ春のキャンペーンで年間パスを作る予定があった人は本日中であればギリギリ4月5日の年間パスが購入できる(年間パスの購入は前日23:59まで)ので念の為購入しておくほうが良いかもしれません。
休止期間は?
販売休止期間は新型コロナウィルスの増加傾向にも目を向けて判断すべきなので、現在販売再開時期について公式では発表されていません。
ただし公式の販売サイトでは2021年5月1日分からは販売可能になっており、一旦は4月30日までの間で想定されているようです。
営業時間も短縮
4月6〜28日までは営業時間も短縮となり、平日は10時オープン、土日は9時オープンでいずれも19時までの営業時間となります。
4月29日からはGWがスタートし、9時〜20時までの営業時間が発表されています。
現在USJでは入場制限を実施し1日の入場者数をかなり絞って営業しています。
現在は大阪市の新型コロナ感染者数も増加傾向にあり、このままだと入場制限が長引き今後のイベント実施にも支障うが出てくるので、今のところは自粛しつつ安全に楽しむのが良さそうです。