B-CASカード2枚、DMRーBG2050がよくわからないので色々やってみた件

 

 

最近のDIGAってネット動画が見られない

 

先日1ヵ月ほど家を空けることがあり、帰って来ると予想通り毎週録画している番組でハードディスクレコーダーがパンパン状態。

子ども用に録画する番組も増えた事だし、この際なので新しいDIGAを導入することを決めて電気屋さんへ行ってきました。

 

次に購入希望の条件としては使い勝手の良いパナソニックのディーがであること、チューナーが3チャンネル以上、最近頻繁に見ているNetflixが見られることでした。

もうこうなってくると機種は絞られてくるのですが、店員さんと相談した結果1TBの3チューナーモデルが候補に上がりました。

 

在庫も確保してもらってお会計までの間に念のためNetflixが見られるか検索をかけた所、なんとNetflixもYouTubeも何もかも見られない事が判明、電気屋さんの店員もある程度は詳しい方で、Netflixはどの機種でも見られると思っていましたが、最近のDIGAはかなり差別化をしているようで、お手頃価格のモデルだとネット動画は非対応でそういうの観たい人は上位機種かってねーってことになっているみたいです。

 

ということで6チャンネルモデルへ

 

Netflix視聴可能は購入条件の優先順位が高かったので、店員さんも危うく見れないのを販売してややこしいことにならずに命拾いしたことでしょう。

 

というこでもう選択肢がかなり絞られて結局は2万円程度高くなりますが、6チューナーモデルで6番組同時録画という当初よりも大げさなDMR-BG2050を購入してきました。

ちなみにパナソニックのカタログサイトではDMR-BRG2050と掲載されていて、販路違いによる型番の住み分けで同一モデルのようです。

 

B-CASカードが2枚?

 

今までDIGAを使っていたので見た目もそっくり、リモコンもほぼほぼ一緒で特に迷うこともないのですが、決定的に違っている部分がありました。

それがB-CASカードが2枚付属っていうことです。

最初は全く意味不明で、説明を見てもよくわからないことが書かれています。

付属品にもB-CASカードに貼り付ける用のシールで「視聴・録画用」と「録画用」っていうのも付属しています。

 

当然本体のB-CASカード挿入口も2つです。

 

最初はどっちのカードをどちらに挿れるのかも意味不明でした。

 

スカパーの契約カードは視聴・録画用へ

 

うちはスカパーの契約をしていてチューナーはDIGA内蔵のものを利用して録画と視聴をしています。

スカパーの契約はB-CASカードの番号に紐付くので、以前のDIGAから今回の機種のB-CASカードへと変更、それを「視聴・録画用」のスロットへと挿入しました。

まぁこれで無事に地デジもスカパーもBSも見れるようになったのですが、録画用のB-CASカードへはスカパー契約は結びついていません。

DIGAの説明書にも「2枚のB-CASカードそれぞれに有料放送事業者との契約が必要になります」と記載があります。

 

スカパーに問い合わせてみた

 

よくわからない事もあったのでとりあえずスカパーに聞いてみました。

聞いた内容としてはB-CASカード1枚に対して受信できるチャンネル数に制限があるのかということ。

このあたりは機種の制限に依存するということでしたが、スカパーとしては制限はないとのことです。

また2枚のB-CASカードが付属していることに関しての説明で、「録画用」はいわゆるタイムシフト録画用で、自動で録画をしてあとから番組を選んで見るような方法を使う場合はこちらを登録しておいた方が良いとのことでした。

 

なんかややこしので実験してみた

 

一応Panasonicのサポートにも聞いてみようと電話するものの、「混み合っています」ということで待つ選択肢も与えられず電話は終了。

何度か電話するものの通じないので自分で実験してみることにしました。

 

地上デジを6番組同時録画してみる

 

まずは今やっている地デジを6チャンネル同時録画してみました。

まぁ、6番組同時録画とうたっている機種なのでこれは予想通りというか問題無くできました。

 

BSを6番組同時録画してみる

 

BSの6番組同時録画を試してみました。

もしかしたら無理かもと思っていたのですが結果は写真の通り。

 

6番組同時録画可能で、7つ目の天気予報は重複としてエラー表示が出ています。

画面にはどのB-CASカードが利用されたが出ているのですが、「録画専用」と「視聴・録画用」が3つずつ混在しているのがわかります。

実はBSに関しては初期の状態で画面にメッセージが出ていたので、追加登録という形で視聴登録を申請しました。

それもあってか6番組を同時録画できたのかと思います。

 

スカパーを6番組同時録画してみる

 

もうここまで来たらだいたい予想が付きそうですが、スカパーの同時録画実験をしてみます。

結果は写真の通り。

4つまで録画可能だったのですが、5つ目からは契約に関するエラーが表示されて録画は不可能でした。

意外だったのが想像では3つまでだと思っていたのが4つも録画できたこと。

但し4つ目は条件があってスカパー4番組同時録画を行うと録画中のチャンネルしかスカパーは視聴できなくなり、他のチャンネルは見られなくなります。

 

スカパーを6番組同時録画を実現するには?

 

スカパー6番組同時録画を実現するにはどうしたらよいかと言うことですが、付属のB-CASカード2枚分の契約をすれば可能なようです。

実はこのあたりもスカパーに質問していたのですが、同機種であってもB-CASカード2枚分に登録するには契約が2つ分必要とのことです。

 

スカパーは2契約目からは半額になるので、通常の1.5倍の視聴料を払うようになります。

ただ最近はスカパーも基本プランに限って3台まで同一料金というパソコンのセキュリティソフトみたいな仕組みを導入しています。

つまり50チャンネル視聴可能な基本プランに限っては、1台分の視聴料金を支払っていればあと2台分は実質無料でスカパーを受信することができます。

 

このプランを利用すると、2台目を録画用のB-CASカードに割り当てる事が可能で6番組同時録画が実現可能になります。

ちなみに1台の機種に対して3台までという視聴契約を割り当てる事はスカパーとしても問題ないとの事です。

 

普通であれば1家庭で有料放送を2つも契約しないので、例えば地上デジタル6番組同時録画とかカタログや店頭でも詳しく書いておいてくれればいいんですが、ちょっとわかりにくい仕組みだなと思います。