JUGEMテーマ:お風呂
12月です。
こないだまでけっこう快適に過ごしていたのに、夜は10度を切るし日々ジワジワと寒さがやって来ていますね。、
寒くなるとお風呂って億劫になります。
お風呂につかってしまうともう天国そのものなんですが脱衣所が寒い!
お風呂場の隣なのになんであんなに脱衣所って寒いんでしょう?
ここ数年、「ヒートショック」という過ごしていた部屋と脱衣所の温度変化によって急激な血圧変化が起こり、心筋梗塞や脳梗塞、失神などが起こって死亡するという事故も増えているようです。
我が家は木造の家で隙間も多く、特に外の通りに面している浴室やトイレは冷え込むポイントになっています。
うちは2人の子どもがいて赤ちゃんのころに沐浴をさせていましたが、脱衣所で赤ちゃんの服を脱がしたり身体を拭いたりする中で、当然その間は寒さに晒されるので赤ちゃんの体調にも気を遣っていました。
そこで色々脱衣所を暖める方法を試してみました。
まず単純に考えてやったのが、お風呂の扉を開けっぱなしで湯張りをする方法。
お風呂の蒸気で脱衣場を暖めてしまおうという安易な方法です。
結果は失敗。
ほとんど脱衣所は暖まらず逆にお風呂場も冷え込んでしまうと言う逆の効果が起こりました。
入浴中はトビラを開けておくわけにはいかないので、入浴後は冷え込んでいて意味なしでした。
湿気によるカビとかを考えるとあまり理想的な方法とも言えません。
ということでこちらは一度で却下となりました。
次にやったのが部屋で使っているファンヒーターを入浴の時に持ち込んで暖める作戦。
これは暖かいです。
当然です、6畳とかを快適に暖められるファンヒーターなので、それよりも小さな部屋の脱衣所であれば即暖かくなります。
ただこれもデメリットがありました。
まずファンヒーターをわざわざ入浴の際に持って行くのが面倒、それに場所を取ります。
あとやっぱり火災の事は心配になります。
服とか被さって火事とかになったらお風呂から裸で逃げるとか想像を絶します。
ということでこちらも却下となりました。
あるとき友人のアパートでお風呂を借りた事を思い出しました。
そのお風呂はユニットバスだったのですが、天井から冷風や温風が出る装置が標準装備されていて、入浴前に温風を入れて寒くないようにしてくれていたのです。
そこで、「もしかしてお風呂専用の暖房器具ってあるんじゃないの?」という発想から調べてみるとざくざく出てきました。
いままで無関心というか自分の中でそのカテゴライズが無かったので知らなかっただけでしょうが、迷うレベルで色々出てきます。
仕組みもいくつかパターンがあって、据え置きか壁掛けか、カーボンヒータータイプか温風タイプかというのも選択肢としてあります。
それぞれにメリット・デメリットはあるので一番ニーズに合ったものを選んでいきます。
まずは設置方法。
床に直接置くだけの据え置きと、金具を取り付けての壁掛けの2つになりますが、据え置きタイプだと置いてコンセントを刺すだけの簡単設置がメリットです。
その反面、決して広くない脱衣所のスペースを占領するというのもありますし、季節が過ぎればどこかに保管しておかないと行けなくなります。
うちのように小さな子どもがいる家庭には安全面でも不安がのこりますし、沐浴で赤ちゃんを地面に寝かせるのなら尚更です。
壁掛けだとどいうでしょう?
一番のデメリットは設置工事かと思いますが、実はそれほど手間はかからないです。
うちの場合はビス3本の固定で簡単に取り付けができました。
壁掛けなので通年通して設置しっぱなしで大丈夫ですし、一番最初の設置作業のみのデメリットで通年通してメリットがあるのは壁掛けタイプかと思われます。
もし壁がコンクリなどで個人で設置器具が取り付けるのが難しいとか、賃貸でどうしても壁に穴が空けられないとかの理由が無い限りは壁掛けタイプを強くオススメします。
熱を作り出す熱源は昔からある電気ストーブと同じ仕組みのカーボンヒーターのタイプと、暖かい風が吹き出す温風タイプのどちらかが主流になります。
カーボンヒーターのタイプは電気代が温風対応に比較すると安いというメリットがあります。
ただヒーターのまわりだけを暖める仕組みなので、部屋全体が暖まるという感じではないと思います。
温風タイプは冷たい空気を吸い込んで暖かい空気を吐き出すので、暖かい空気が循環するというメリットがあります。
電気代に関してはカーボンヒーターよりも高くなるものの、利用時間が入浴時のみに限定されるので気にするレベルではないかと思われます。
部屋全体がまんべんなく暖まりやすいのでオススメは温風タイプになります。
うちで購入したのはこちらになります。
タダでさえ広くない脱衣所、こういう壁掛けタイプのものを設置すると圧迫感を感じる事がありますが大きさはどうでしょうか?
一番長い辺が高さで、こちらは30センチ程度。
厚みは10センチ程度なのでそれほど出っ張った感じはしません。
4畳とか広い部屋を暖めるわけではないので、コンパクトに作られている感じです。
送風もできるので、夏はちょっと涼んだり熱気を飛ばしたりにも役立ちます。
さて肝心な効果についてですが、うちの家だとかなり暖まる感じです。
寒い真冬の深夜の入浴でもお風呂から上がるときのあの「寒っ!」っていう感じはなくなりました。
当然お湯を使っているお風呂場との気温差や濡れた身体の気化熱もあるので、全く寒さがないということはないですが、十分に効果はでています。
ちなみに11月中は逆にお風呂上がりが暑くて廊下に涼みにいったくらいです。
寒い沐浴も快適になりました。
身体の弱い赤ちゃんなので一刻も早く寒さから解放してあげないといけないのですが、沐浴後の身体を拭く間も部屋が暖かいので余裕をもって丁寧に拭いてあげることができるようになりました。
お風呂と言えば1日の中では幸せな時間、ちょっとしたこういうアイデアとアイテムでさらに快適な時間に変えることができるので、寒いお風呂タイムを我慢せずに工夫をされてみてはいかがでしょうか。