インターネットを使う上で必須となった「Google」。
誰もが一度は使った事があるはず。
グーグルは検索以外にも、
地図、Gmail、カレンダー、画像検索など無料で魅力的なサービスを展開しているのに加え、
動画投稿サイト「YouTube」もグーグルのサービスとして統合されているし、
スマートフォンのOSとして誰もが知っている「アンドロイド」もグーグルが開発したもの。
iPhoneでのカレンダーや連絡先の同期や内蔵されているMapアプリはグーグルマップのもので、
多方面にそのサービスは活用されている。
今回、グーグルに登録している方には、
ポリシーの改訂に関するメールがグーグルから送られてきているはず。
ネット上での規約などの改定は頻繁で、
その文章は意味不明で難解、
文章量も多くほとんどのユーザーが読み飛ばしているはずです。
ただ、今回のポリシーの改訂はちょっと無視できないような内容となっています。
実際のポリシーに関してのページは以下の通りで、
よく読むと、
グーグルのアカウントで登録されているサービスの個人情報、
例えば、メールアドレスや名前、電話番号や、クレジット番号などなど、
これらを複数のサービスの情報を1つに集約して横断利用するというもの。
グーグルの使い道としては、
例えばグーグルマップで「東京 土産屋」と検索したとする。
するとGmailの広告欄に「東京バナナ」とか「東京の土産なら○○」というような表示がなされるという感じです。
もちろん便利な部分は出てくるかもしれませんが、
違った使い方をすれば、
朝、通勤中にメールを確認、
勤務中はマップで営業先を検索、
会社帰りにレストランを検索、
帰宅後にYouTubeで好きなアーティストのPVを見る。
これが個人のアカウントに紐付けされた状態で情報収集されると、
この人は○○さんで、
朝は何時くらいに通勤し、
どのあたりに会社があって、
営業の範囲は会社から周囲何㎞で、
好んで食べる料理のジャンルは何で、
どの駅付近でアフターを過ごして、
どんなアーティストが好きな人。
こういった情報も得ることが可能です。
実際にグーグルがここまでやるかはわかりませんが、
実際にGmailは内容が機械的に読み取られており、
広告が表示されているらしいですし、
未知の領域です。
とにかくこの改訂は3月1日よりスタートします。
どちらにしても今更サービスを使わなくするのは無理かと思いますが、
知識としては知っておく方が良いでしょう。