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昨日、
iPhoneの基本OSであるiOSが10.3へとバージョンアップしました。
派手なバージョンアップでは無いものの、
今まで別アプリでしか変更できなかったアカウント関連が設定から操作できたりと、
利便性は上がっています。
そんな中で巷でささやかれているのがファイルシステムの変更。
今までは「HFS+」というファイルシステムで、
全身の「HFS」から考えると30年近くも前に採用されたもので、
今では少し古いファイルシステムです。
今回は暗号化やSSDへの対応、
さらなるハードのスピードアップに対応できるように
ファイルシステムが変更されているようです。
ただしファイルシステムの変更はベータ版の際に確認されたもので、
アップルから直接のアナウンスが行われていませんので、
あくまで信憑性の高い噂レベルとなっています。
ネットではバージョンアップしたユーザーから
「容量が増える」という声が多く上がっています。
実際そうなのかを検証してみました。
これがバージョンアップ前のiPhoneの詳細です。
ハードはiPhone 7 Plus。
使用可能容量は6.74GBです。
バージョンアップしてみると使用可能容量はどうでしょうか?
使用可能容量は10.28GB。
だいたい3.54GBほど増加しました!
バージョンアップ前に写真を24枚ほど撮影しているので、
実際にはもう少しだけ空き容量が増えた計算になります。
使用可能な容量が増えたのには実は秘密があります。
よーく見ると「容量」の項目の数字が違っています。
左が10.2.1、
右が最新の10.3。
容量の項目が121.66GB→124.15GBへと増加しています。
その差は2.49GB。
おそらくファイルシステムの変更が影響しているのかもしれませんが、
そもそものiPhoneの使用容量が増えたのが影響しているようです。
あとは以前のゴミファイルなどが削除されたのかもしれません。
それで容量が増加したようです。
今回は体感速度の面でもチューンアップされているようで、
起動時間なども速度が若干アップしているようです。
ただし、
アプリの起動が速くなったと思えるほどではないようで、
期待するほどではないようです。
ファイルシステムが変更された可能性があるので、
当然バージョンアップの際にも全体的な変更がなされるわけです。
ということは今までとは違い
バージョンアップの際に何かのトラブルが発生するかもしれません。
なのでバージョンアップする際にはWi-FiよりもPCでの方がいいかもしれないです。
とにかくこれからの展開が気になるバージョンアップですね!