JUGEMテーマ:バスツアー
ハウステンボスで「ダックツアー」という水陸両用のバスツアーが実施されています。
今回はそちらに参加してきました!
水陸両用バスなのでその名の通り地上と海の上両方を案内してくれる日本でも珍しいバスツアーです。
バスは海水でも耐性のあるジュラルミンで、三菱のトラックをベースに手作りで造られたそうで、その価格1億円だそうです。
海の上も走るのでタイヤとは別にスクリューも付いています。
ツアー代金は陸上が25分、海上が20分の合計45分で、参加費用は大人が2500円、3歳〜小学生が1800円、ハウステンボスが無料入場できる2歳以下の子どもも500円の価格が必要で、ハウステンボスの年間パスを持っていれば割引きも適用されます。
45分間という短い時間なので家族で参加となるとけっこうお高いツアー料金となりますが、参加してみるととっても楽しいですし、なによりも普段体験できない珍しさもあるので参加後には割高感は感じないと思います。
今回はあいにくの雨の中での参加。
窓ガラスの無いふきっさらしのバスなので、悪天候の時はカッパの持参もしくは300円でカッパの購入が必要です。
添乗員はバスのドライバーとガイドさんの2名。
ガイドさんはとても慣れた方で知識も豊富。
今回はハーバータウン発の時間帯だったので、ハウステンボスの奥側3分の1ほどの場所を経由して海に向かいます。
ハウステンボスの中を走っている間はガイドさんもマイクで話しているし、バスも大きく高さもけっこうあって見下ろす感じになるのでちょっとした優越感に浸れます。
園内のツアーはどちらかというと海に向かう往復の経路という感じで、体感時間はけっこう短い感じがします。
あと500円高くて良いので園内を1周してくれるツアーもあるといいかなって思います。
園内の地上のツアーも早々に、一般のお客さんが入れないゲートを抜けて海に向かいます。
ちなみにここで多数決を取るのですが、海に入るのにゆっくり静かに入るか、ザーッとワイルドに入るかを参加者で決める事ができます。
だいたいの場合はワイルドコースになると思いますが、うちの家族もワイルドコースでザバーンと入水しました!
入水はけっこう一瞬なので、映像を撮りたいと言う方はゆっくりコースが良いかと思います。
海に入るとバスは船の扱いになるので、固定していたシートベルトを外して自由に動き回ることができます。
バスの窓から顔を出すと、先ほどまではけっこう下だった地上が海になっていて不思議な感じです。
海上では海の上から見える部分のハウステンボスの建物の秘密やちょっとしたトリビア・小ネタなど挟みつつ、大村湾など周辺の観光地の案内なども行われます。
このあたりは参加者の世代なども考慮してネタを変えていると思います。
ちなみにこのくらいになってくるとガイドさんとも仲よくなってくるので、家族の記念撮影をしていただけたり、どこから来たかとか雑談も交えつつの案内でフレンドリーな時間が過ぎていきます。
海をゆっくりとぐるっと一周して再びハウステンボスへ上陸となるのですが、この上陸の瞬間がかなり難しいらしく、スクリュー駆動からタイヤ駆動へと変更しつつ波の状況も考慮しつつ海から坂を上がるので、失敗するとグンと後ろに引き込まれるそうです。
今回は少し下がりつつも問題無く上陸。
実際見ていてもかなりのテクニックを要する感じがしました。
海から上がるとサビ予防のために真水での洗浄があります。
小さなプールに入って海水を流すのですが、プールの中にとある生物がいますのでぜひ体験された方は探して下さいね!
パークの入場料も出しつつ2500円の別料金はなかなか勇気がいる感じですが、ちょっとした特別感を感じるのにはかなり満足度の高いツアーだと思います。
特に子どもがいると喜ぶので子連れのファミリーにはぜひぜひオススメします。