【ゲーム&ウォッチ スーパーマリオ】購入しました。大半が記念に購入かも?

祝!スーパーマリオ35周年

ニンテンドーの看板キャラクター、マリオが大活躍する超人気アクションゲームスーパーマリオブラザーズが発売されたのは1985年9月13日。

ファミコンが発売されたのは1983年7月15日で66本目のソフトでした。

ちなみにかなり古く発売されているように感じますが、ファミコンの周辺機器ロボットやコナミのハイパーオリンピック、ナムコのゼビウスやマッピーよりも後で、ちょうどファミコンの知名度が高まってきている中での発売でした。

マリオとレトロゲーム機が合体

そして今回発売されたのがマリオよりもファミコンよりも前の1980年に発売された携帯ゲーム機の元祖、GAME & WATCHの復刻版にスーパーマリオブラザースの1と2を移植した「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」。

透明のスリーブケースを外すとスーパーマリオのデザインから、ゲームウォッチバージョンになる遊び心のあるパッケージになっています。

GAME & WATCHって?

私のような40代や50代の世代には懐かしい携帯できるゲーム機。

とはいうものの、DSとみたいにソフトを挿して使うこともできなければスマホみたいにダウンロードでのソフトのインストールなんかも無理で、単純パターンのゲームが1つ入っているだけ、唯一のパターン変更はAとBのモードで難易度が変更できる程度でした。

最初に発売された「ボール」という玉投げのゲームは、まだ十字キーも備わっておらず、左右に丸ボタンが備わっているだけの簡単な作りで、液晶画面はモノクロで決められた場所だけが黒く色付くだけの簡素なものでした。

それでも全世界で4000万個以上売り上げ、当時赤字で借金を抱えていた任天堂を黒字に成長させ、資金確保ができたがためにファミコンを開発することができたといっても過言ではない、ニンテンドーのゲーム史になくてはならないゲーム機です。

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現代版ゲームウォッチ

発売から40年、現代に蘇ったゲームウォッチは見た目そっくりながらも中身は大幅進化しての登場です。

十字キー搭載

1作目の「ボール」には搭載されていなかった十字キーが搭載されました。

これはどちらかというとスーパーマリオ用で、復刻収録のボールでは丸ボタンだけでも操作が可能。

十字キーはちょっと硬い感じでもう少し柔らかくても良かったかなって思います。

丸ボタンは硬さやボタン距離、大きさ含めて大人でも押しやすいです。

全体的な大きさは当時の大きさを復刻しているので評価すべきでは無いですが、特に小さすぎてやりにくいという感じはありません。

それでもこの大きさでギリギリかもしれませんが。

液晶は2.36インチフルカラーです。

本体は充電式

右側面は電源ボタンとUSB TYPE-C端子を搭載。

当時はボタン電池2つで稼働していましたが、現代版は525mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵。

公式には3時間の充電で8時間のプレイが可能とされています。

USBがmicro BタイプではなくてCなのが嬉しいところです。

スピーカーはモノラル

左側面の小さな穴はスピーカー。

このサイズながら音はけっこう大きくて本体底面がBGMでビビつくほどです。

ボタン類

右上に並んだボタンは当時と数が一緒ですが用途が変わっています。

GAMEは3つのゲームを選択するボタンで、押すとロードなどのラグも無しにゲーム選択画面が表示されます。

TIMEは時計モードのボタン。

時計モードはニンテンドーらしい隠し要素満載で、ボタン操作や時間帯によって35種類の変化が楽しめるようになっています。

PAUSE/SETボタンは音量・液晶の明るさ・時計のセット・ゲームのリセットに使うボタン。

ゲーム中は電源を切ったり他のゲームに変更してもプレイ状況が保存されるため、最初からやり直すにはここでリセットを選択します。

ゲームのスタートはファミコンのようにセレクトとスタートボタンではなく、十字キーとAボタンを使うように変わっています。

内蔵ゲーム

内蔵されているゲームは当時と違って3種類と時計に。

スーパーマリオブラザーズ

1985年にファミコン版、後にディスクシステムので発売され、全世界で4000万本以上売り上げたモンスターゲーム。

アイテムによるパワーアップ、踏みつけによる攻撃、可愛い敵キャラクター、破壊できるブロック、隠れブロック、ワープゾーン、地下や海中面、コインを100枚集めて1UP、そして無限増殖などの裏技など、現代の横スクロールアクションのお手本とも言うべきゲームで、どのゲームにもスーパーマリオの要素が1つくらいは入っています。

今回のバージョンではオリジナルの隠し要素も入っています。

無限マリオ

タイトル画面でAボタンを5秒以上押してスタートすると1UPの音がして残機無限でプレイ可能。

ステージセレクト

タイトル画面でBボタンを押すと、今までプレイした面までをセレクトしてプレイすることが可能。

難易度選択

ゲームをエンディングまでクリアするとタイトル画面でHARDモードを選択することが可能に。

HARDモードはクリボーがメットになっているなど、敵キャラが変化して難しくなっています。

スーパーマリオブラザース 2

1作目の翌年1986年にディスクシステム用ソフトとして発売されました。

2と付いていますが、実は設定上は1作めのパラレルワールドという位置付けでストーリーは同じ設定。

ただしスタートから早々にパタパタが登場したり、取りにくいキノコがあったり、騙しの毒キノコが出てくるなど難易度はかなり上がっています。

また、1作めは交代での2人プレイが可能だったものが1人専用となり、かわりにプレイキャラクターをマリオとジャンプ力があるけれど滑りやすいルイージから選択できるようになりました。

パワーアップキノコに顔が描かれるなどアイテムが可愛らしくなったのもこの作品からです。

日本のみの発売で海外で発売された続編はSUPER MARIO USAとして画面構成なども全く別物となっています。

ちなみにこちらの日本版はキャラクターを変更し、夢工場ドキドキパニックとして発売されています。

ステージA~D

2作目も無限マリオと面セレクトは可能で、エンディングを8回クリア後に当時はBボタンを押しながらスタートするとプレイできた隠し面A〜Dを、同じく8回クリアすることで面セレクトでプレイできるようになります。

ボール

ゲームウォッチの1作目、当時の定価が5800円で今回はマリオも入り充電式でカラー液晶になっても当時より安くなりました。

お手玉のように右左交互に2つのボールを投げては掴むを繰り返すゲームで、時間と共にスピードや各ボールのタイミングが変化していきます。

今となっては単純すぎてカプセルトイの景品でも出てきそうなゲーム内容ですが、ゲームはパソコンが一般的で液晶ゲーム自体が画期的な商品だった時代なので、こぞって子どもたちが熱中したものでした。

ちなみにニンテンドーの当初のターゲット層は通勤しているサラリーマンに向けた発売でそれもあって時計を付けたそうですが、実際には子どもたちがメインで使っていました。

今回はマリオの記念版としてキャラクターがマリオに変わっています。

ルイージ・バージョン

タイトル画面でAボタンを5秒以上長押ししているとキャラクターがルイージに変化します。

コレクターズアイテムでの購入

数多くの歴代ニンテンドーハードに移植されてきたスーパーマリオブラザーズですが、今回のゲーム & ウォッチは予約開始日からどの通販も売り切れで、Amazonは定期的に入荷するものの当日中には売り切れる状態です。

実際にはマリオを携帯してプレイしたいというニーズよりもゲームウォッチの形になっているという珍しさや限定発売という希少価値、あとはとにかくマリオ好きや、昨今のクラシックゲーム復刻ブームで便乗して購入という人が多いかも。

マリオ2が入っているからという人も少なからずいると思うので、1作目だけだったらもう少し売り上げは下がっていたかもですね。

でもせっかくなら3までは入れてほしかったところです。

1〜3まで収録しても容量は1メガバイトも無いですし。

ただ3からは色々とプレイスタイルも変わったので、このサイズの液晶やコントローラーでプレイしやすいのが2が限界だったのかもしれません。

それにしてもPS5の発売が11月12日でこれが13日というゲーム機が2日連続というのもなかなかのもんです。

とりあえず我が家は4歳の娘がいるので、そのうち娘の手に渡ってしまいそうです。

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