私はカステラ系の食べ物が好きで、「好きな食べ物は?」って聞かれると必ずカステラと答えるくらい。先日冷食コーナーでお祭りの人気者「ベビーカステラ」を発見。いまはなんとお寿司まであったり色んな食品が冷凍で出ているのですが、遂にベビーカステラまで登場です。
この記事のもくじ
かねます食品
発売したのは大阪に本社をかまえる冷凍食品の会社「かねます食品」。大阪らしく冷凍のお好み焼きを発売してきた会社。
他にもたこ焼きだったり、明石焼きだったり、広島焼きだったり、チヂミだったりと、いずれも大阪で「粉モン」なんて言われる小麦粉を使った商品が得意なようで、ベビーカステラも小麦粉が主原料なので視野に入ったのでしょう。
ベビーカステラ
今回発売されたベビーカステラですが、一袋15個入りでディスカウントストアでの価格は219円と比較的お手頃な価格です。もし屋台で15個程度買おうと思えば500円前後が相場のはずなので、屋台と同じ価格分なら30個以上食べられる計算になりますね!
パッケージはこんな感じ。
美味しそうなベビーカステラのデカデカとした写真、お祭りの屋台に書かれているようなフォントでの文字、そして謎の帽子をかぶった黒ずくめ赤ちゃんキャラクター。大阪らしいクセと自己主張の強いパッケージとなっています。
電子レンジで調理
調理は電子レンジから必要分をお皿にうつしラップをかけずに調理します。カステラは冷凍でもカチカチではなく適度な弾力があり思わずそのまま口に入れてしまいそうな気分に。
1コずつは冷食なので少し小さめに作っているのではと思っていましたがけっこう大きめで冷凍のたこ焼きくらい。形は屋台の長丸ではなく丸い形状です。もしかすると冷凍タコ焼きも作っているメーカーなので型を流用しているのかもしれませんね。
あたため時間は600wの電子レンジで5コなら約1分、10コなら2分30秒とけっこう素早く温まります。
温め始めるとラップをかけていないので途中で甘い香りが漂ってきて幸せな気分になります。そして完成したのがこちら。
けっこう熱々なので少し待ってから口に入れるほうがおすすめです。
味や食感は?
気になる味や食感ですが、まず触った感じはふわっとしたさわり心地でお祭りで購入する周りが固くなっているのとは違った感じで、実際口に入れた食感もふわっと軽い感じです。
味はベビーカステラの独特の甘さよりもあっさりしていて、家で自作した時のみりんなどを入れて作った味に似ていると感じました。ふわっとした食感もそうですが、おそらく現代のスウィーツ風にアレンジされているようで、お祭り屋台の外が固く中がふんわり、幸せな甘さというのとは少し違ってるかも。
冷凍ベビーカステラは難しい?
恐らくお祭りのあの感じが再現できないのは冷凍で作るのは難しいからでしょう。スウィーツとして大きさも手頃だし人気もあるのに今まで冷凍で出てこなかったのはハードルが高いからなのかもしれません。それでも何度も試作してたどり着いた商品化のはすですしチャレンジ精神には拍手ですね!
今後も研究や購入者の意見を参考に改良を重ねてあの味と食感を完全再現した商品が発売されることを期待しています。