お風呂の脱衣場用シーリングライトが調子が悪くなったので取り替えることとなりました。
「シーリングライト」っていうのは部屋の天井に付いている丸かったり四角かったりぶら下がってたりするアレ。
最近の流行はLEDなのでお手頃価格のを購入してみました。
結果、家中の照明を交換したくなるほど良いものでした!
この記事のもくじ
LEDシーリングライトはメリットばかり
ドーナツ型の蛍光灯に置き換わりLEDシーリングライトの勢力が増しています。
理由は簡単で長寿命、低電力、小型、虫来ないとメリットだらけだからです。
ただ、日本においては普及はこれからという感じで、恐らく一昔前の「LED電球は高い」というイメージを引きずっていたり、そもそもシーリングライト本体が壊れることがほとんどなく、使えるものを処分してまで本体を買い換えるということをしないのが原因でしょう。
メリットは?
LEDシーリングライトのメリットを見ていきましょう。
寿命
通常の蛍光灯の寿命が最長でも12000時間位で、だいたい2年ごとくらいで蛍光灯の寿命が訪れます。
LEDの場合は40000時間位と言われており、1日に長く使う家庭で7年位、普通に使っても10年程度もつと言われています。
しかもLEDの場合取り決めがあって、明るさが70%まで落ちた状態のことを寿命として算出しているので、実際に明るさ0まで使うとなれば更に数年は使えるかもしれません。
なので安いシーリングライトは3000円位で販売されていますが、蛍光灯の交換が必要で1回2000円程度、10年間で4回交換したとしても本体代含め11000円位になります。
LEDシーリングライトは安くて5000円以下でもあるので10年という長い期間で見ると実はとってもお得だったりします。
電気代
一番気になるのが電気代。
メインで使う蛍光灯のシーリングライト1つの電気代がだいたい月500円位。
LEDだとそれよりも半分以上安くて月200円位と言われています。
蛍光灯って低電力かと思っていたらけっこう電気代がかかっているもんなんですね。1ヶ月300円の差があるとして、年間3600円差、10年で36000円の差です。
36000円あったらちょっとした家電の買い物とか、車のローン1回分とか、旅行したりできるけっこうな金額です。
これプラス蛍光灯の買い替えを考えると10年で4万円以上の節約になる可能性があります。
虫が集まりにくい
これけっこうメリットと思うのですが、蛍光灯のシーリングライトを取り替える時、カバー内に侵入した虫の死骸を見るのって嫌ですよね。
我が家は田舎暮らしなので庭に面した居間のシーリングライトは虫がわんさか入り込んでいます。
これLEDライトにするとけっこう解決します。
LEDは虫が来にくいという話を聞いたことがあるはずですが、虫は人間のように光そのものを見ているわけではなく「紫外線」を察知して寄って来ます。
LEDはそもそも紫外線量が少なく蛍光灯の200分の1程度と言われており、虫が寄り付くのを従来よりも低減してくれます。
そもそもLEDシーリングライトはカバーが外れないタイプも多いので、カバー内部に侵入して死骸がたまる事が無いタイプも多いです。
ちなみに紫外線は太陽での日焼けでも分かる通り、家の中の物を劣化させる可能性があります。
どれくらいの年数で目に見てわかるほど劣化するのかはわかりませんが、LED照明に変更することで壁の色合いや大切なお人形など、色あせの劣化などからより守る事が可能で、実際に美術館などではLED照明に変更して大切な絵画を守っています。
デメリットは?
LEDシーリングライトはメリットばかりでなく当然デメリットもあるので紹介します。
LEDの交換ができない
低価格タイプのほとんどは本体にLEDが埋め込まれたいわゆる「使い捨て」のタイプ。
今までの経験からすると寿命が来て本体を処分しないといけないのはなかなかに抵抗感がありますが、数年ごとに処分が必要な蛍光灯に比べるとゴミの量は少なくなりますし金属やプラスチックは再生可能素材です。
感覚としては冷蔵庫やエアコンのように壊れたら買い換える家電として捉えるのが正解です。
ただかつてのようにLED製品の価格は下がりつつあり、買い替えの10年後ともなれば下手すると今の半額くらいになっているかもしれません。
光の広がりが悪い
これはあくまで蛍光灯に比べるとという意味ですが、蛍光灯は光の広がりが「全方向」なのに対してLEDはまっすぐに光が進む性質を持っています。
LEDは照明を採用しているカフェなどの天井がなんとなく暗くて、照明の下がピンスポットのように明るく見えたりするのはその性質がゆえで、逆にそういう性質を利用している部分もあります。
ただ最近のLED電球は光の方向タイプが各種発売されており、シーリングライトに関してはLEDの配置を工夫することで生活には支障がないので安心して大丈夫です。
脱衣場の照明を交換
今回は脱衣場の照明を交換しました。
購入したのはAmazonで購入できる6畳用24WタイプのLEDシーリングライト。
価格は7999円で安いのよりちょこっと高いタイプ。
なのでこの価格なのかというと、便利なWi-Fi対応でBluetoothスピーカー内蔵タイプなんです。
我が家は子どももいるので、お風呂タイムを音楽でもかけながらゆっくり楽しくリラックスしたいのでスピーカー内臓にしました。
Bluetoothは簡単にスマホと繋がるので好きな音楽を再生することが可能です。
取り付けは簡単
かつての蛍光灯シーリングライトが3kg程度だそうで、今回購入したライトは約1.5kgほど。
大きなペットボトル1個分なので、女性でも高所作業ができる重さです。
LEDでも取り付けは同じ
ライトがLEDに変わると言っても仕組みはかつての蛍光灯タイプと同じ。
天井に付いているシーリングアダプターに同じように取り付けが可能です。
こういう取り付けアダプターが付属しているのでまずはこれを天井のシーリングアダプターに半回転して取り付けます。
ここまでできたら後は超簡単。
本体の位置を合わせ押し込んだらカチッとはまり込みます。
電気を点けてみて光れば完了です。
カメラ撮影なので光を調節するためそんなに明るく見えないのですが、実際にはめちゃくちゃ明るいです。
Wi-Fi設定
このライトはWi-Fi内臓で、家の無線LANと接続することでスマホでライトを操作したり「Amazon Echo」や「Google Home」などでも音声
コントロールすることが可能になります。
いわゆる「スマートホーム」というやつですね!
アプリ設定は少し難解かも
Wi-Fiを使ったコントロールをするため「Smart Life」という汎用スマホアプリを使って設定を行います。
ただシーリングライトは高所にあるため設定用物理スイッチを内蔵していません。
そこで壁のON・OFFスイッチを利用するのですが、そもそも物理スイッチが備わっていない部屋の場合工夫が必要になります。
ライトをWi-Fi設定モードにするため壁のスイッチを何度かON・OFF繰り返す必要があり、備わってない人はブレーカーのON・OFFなどで代用しているようです。
成功するとライトが点滅を繰り返します。
こんな光り方シーリングライトで見たことが無いのでメッチャ驚きました。
あとはアプリで接続設定していきます。
基本的に画面の指示に従って行けば大丈夫で、つまずきやすい箇所として無線LANが2.4Ghzしか受け付けず、5GHzを利用している人はスマホのWi-Fi設定を変更する必要があります。
スマホでコントロール
接続が完了すればスマホで明るさをコントロール可能になります。
色温度を変更可能で黄色っぽくしていけるので、脱衣場の場合は白よりも黄色っぽい照明の方が鏡に映った肌色が本物に近くなりメイクなどがやりやすくなります。
カラー照明も
カラーLED搭載なので白以外の点灯も可能。
カラーホイールをくるくる回してムードに合わせた色を作り出す事ができます。
ほかにもこんなパリピなモードも可能。
スマートスピーカーと連携
スマホに限らずスマートスピーカーとも連携が可能で、スマホアプリと連携させる事により「照明を点けて」みたいにスマートスピーカーに話しかけるとライトが点くのでなかなかに便利で、例えば寝たきりの方でも話しかけで照明ONできるので活用価値は高いと考えます。
家中全部変えたい
はじめてLEDシーリングライトを設置したのですが、とにかくすぐ点灯し明るさも十分、小型で軽量、そして何より電気代も維持費も安いので家中全部交換したい気分になりました。
なかなか全部屋は難しいので、順にLED化していくように妻と相談しています。
みなさんも日々電気代は食っているので、思い立ったら早めに変更したほうがお金も節約になり地球のEcoにも貢献できますよ。