【餅つき機】1万円以下のホームベーカリーでお餅を作ったら想像以上に美味しかった!

お正月も少し過ぎましたが、この季節といえばお餅です。

でもお餅ってけっこう高いもんです。

それに意外と痛みも早くて常備するのも困難。

ということで「餅つき機買ったらいつでも食べれるんじゃない?」といういつもの物欲が発生して購入してみました。

最初に結果を言っておきますが、めちゃくちゃ美味しいお餅が食べられています。

しかも美味しいお餅を作ったのが意外や意外「ホームベーカリー」なんです。

日本で誕生したホームベーカリー

ホームベーカリーってなんとなく海外発祥の家電に思えますが、1987年にパナソニックの前身である松下電器産業が発売したのが始まりで、発売から少しの間は画期的商品として各社が参入するほど大ヒットしましたがすぐに下火に、その後も米不足の時にふたたびブームが訪れるものの、調理家電としては他の製品の下の方で売れるような感じでした。

ところが2000年に入ってホームベーカリーに多数の調理モードが搭載されるようになると再び脚光を浴び、現在でも一定の売上数を保っているようです。

シロカのホームベーカリー

今回購入したシロカのホームベーカリーも例に漏れずたくさんの調理モードがある製品です。

しかもお値段はパナソニックよりも格段にお安い9000円前後。

シロカというメーカーはお手頃価格でちょっといいなと思わせてくれる製品がたくさん出ていて、特に調理家電では他社のジェネリック的な製品がお手頃価格で購入できるのはとっても魅力的です。

本当は純粋な餅つき機を買う予定だったのですが、なぜかコチラの製品に惹かれて購入することとなりました。

本体はこんな感じで、パナソニックのものよりも少し小柄で軽いイメージ。

持ち手とか無いので移動は不便ですが、本来ドンと置きっぱなしにするような家電だし、取っ手の分面積を取ったり価格が上がるならコストダウンしてもらうほうがありがたいですし、そもそも女性でも苦じゃない重さなので問題なし。

付属品は最低限と言った感じ。

調理可能なのはこんなにたくさんあります。

今回は15番の「もちつき」を使って作ってみます。

お餅を作ってみる

用意するものは食パンと違ってかなりシンプル。

「もち米」と「水」以上。

あとは好みできな粉だったり海苔だったりトッピングしたいものを用意するだけ。

まずは下ごしらえ

まずはもち米。

たくさん作りたいし大きいサイズほど割安になるので5キロのを買ってきました。

ちなみにもち米の価格って地方と都会ではけっこう価格差があるもんなんですね。

同じ系列のディスカウントストアなのに、都会の店舗に行ったら500円くらい高かったので驚きました。

やはり需要の違いなんでしょう。

今回はたくさん食べたいので調理できる最高の4合で作ってみます。

下ごしらえは簡単で、もち米を普通に洗ってザルに30分ほどあげておくだけです。

そして30分経ったら調理用のケースにもち米とお水を入れて本体にセットします。

お水の量は4合の場合400ccです。

あとはフタを締めてセットするだけ。

メニューで15番を選んでスタートを押せば終わるまで待つだけです。

調理時間は約1時間15分で、時計表示は無いものの時間はカウントダウンされていくので問題ありません。

調理開始

お餅の調理は最初の30分くらい何も変化がありません。

というのもこの時間はお水を加熱して蒸している時間で、しばらくするとグワングワンと音がしてもち米が回転していきます。

中が見えるよ

この製品の良さの1つが調理窓が付いているところ。

実際のところ蒸気で曇ったりもするのですが、中でどんな風にお餅ができあがっていくかを目視することができます。

調理中の中身が見えたりするのって男の人ってめちゃ好きなんですよね。

他社製品のどれくらいがこの窓付きかは不明ですが、少なくとも比較の選択肢としては有効です。

なかを覗くとグルングルン回ってます。

回って止まってを繰り返すことでついているのと同じ効果を生み出しているようです。

「餅つき」とは全く違う動作なので本当にこれでちゃんとお餅が出来上がるか不安です。

こうして完成したのがコチラ。

想像以上にお餅です!

出来上がり直後はお餅も激アツなので、ケースを外に出し15分くらい寝かせます。

それでもお餅は固くなるとかなく、むしろ15分でも中央部は激アツなので注意して触りましょう。

丸めます

冷めてきたら外に出して丸めていきます。

粉は「片栗粉」で、お餅のベトつきを抑えてくれるし、冷凍などで保存する場合も片栗粉をまぶす必要があります。

両手に片栗粉をまぶしてお餅を丸めていきます。

片栗粉が付いた手で丸めるのってけっこう難しくてカタチが歪になります。

かと言って片栗粉が薄いとお餅が指にベトベト付いて丸めるどころではありません。

つきたてのお餅ってバラエティで使うベトベトのトリモチってあるのですが、まさにあんな感じの頑固なベトベト感です。

おいしくいただきました

最初のおもちは焼いたりせずきな粉にまぶして食べてみました。

きな粉とお砂糖を1:1で混ぜて、お塩をほんのちょっと入れると完成。

食べてみると、まさに「お餅」です。

もち米だけなんで当たり前ですが、それでもあんな回転だけの動作でここまで本格的なお餅が完成するとは思いませんでした。

子どもたちにも大好評で毎日お餅をせがまれています。

餅つき専門の機械ならちゃんとできて当たり前なのですが、まさかホームベーカリーで価格も9000円前後。

かなり良い買い物ができたのは言うまでもありません。