JUGEMテーマ:付録
以前、小学館から発売されている幼児向け雑誌「幼稚園」の付録、バベルのメダルタワーを紹介したのですが、今回の4月号もなかなか奇抜な付録が付いてきたので作ってみました!
>>小学館の「幼稚園」付録メダルおとしゲーム「バベルのメダルタワー」を作ってみた件
以前もお伝えしたとおり、幼稚園の付録と言えば難しすぎて幼稚園児には作れない付録として有名です。
今回は部品点数は少ないものの、かなり苦戦を強いられました。
最初に作るのは今回のキモとなるゼンマイ部分。
前回のバベルは電池を入れて動くモーター式の部品でしたが、今回は棒を引っ張って動かすゼンマイ仕掛けの付録になっています。
このあたりの製作は特に難しさもなくて余裕ですが、一番酷使するであろうパーツ部なので、しっかりと組み立てあげました。
次に取りかかったのがラーメン鉢の底になる部分。
4箇所の切り込みにパーツをはめ込むだけの単純作業ですがコレがかなりの強者。
切り込みは狭くて細い上に差し込み側のパーツは抜けにくいように大きめに作られているので、綺麗に差し込んでいくのにかなり苦労しました。
たった4箇所でも10分程度かかっています。
次はラーメンの鉢になる部分の組み立てです。
これが最も苦労した部分で、底の部分とゼンマイパーツの両方を切り込みに差し込みつつ丸く形を作って行くようになります。
ひとつ差し込むと他の所が抜けるし差し込みにくいしで、20分近くの時間を強いられました。
なんとからーめん鉢も完成させ、スープが印刷されたパーツをはめ込み、遂にあのパーツを取り付けます!
そう浮かんでびよんびよんするお箸のパーツです。
ラーメンは長めの輪ゴム10本で、箸は輪ゴムと同じ色のストローで固定されます。
輪ゴムとストローが同じ色なので同化して浮かんで見えるという錯覚が起こるようになっているわけですね。
さぁここまでできたら仕上げです。
もうほぼ完成しているので、最後は具材をトッピングしていきます。
付属している具材はチャーシューが10枚、なると、メンマ、そしてトングも付属しています。
全部をトッピングするとあら不思議、ちゃーんとラーメンに見えてきます。
大きさも恐らく1分の1スケールで、具材に立体感があるので飾っていてもシュールで面白い感じです。
今回の付録使い道はびょんびょんするだけ?って思っていたら違って、実はゲームになっていたりします。
びょんびょんしている間にトングを使って具材を盛り付けていこうというゲームで、なかなか大人でも苦戦するこれまた子ども泣かせの内容となっています。
さて気になるびょんびょんですが、こんな感じです。
どうでしょう?
けっこういい感じにびょんびょんしてると思いませんか?
幼児向けの付録とは言うものの、完成品を見ると大人の心をガッチリ掴んでくれる逸品です。
今後もこんな難しすぎる付録を期待していこうと思います。