昨年1月にから乗り換えた我が家のミニバン、車が今までより大きくなったので車中泊したりもできるようになったのですが、劇的に変わったのが車中での飲食が増えたこと。座席前にトレーが付いているのでジュースを飲んだりおやつを食べたり時には食事したり。そうなると食べかすは下に落ちるわけで、遂にアリの発生が見られるようになりました。
恐らくキャンプの時にアリが付いたまま道具を積み込んだのが原因のようで、それ以降ちょくちょく見かけるように。正直車の中でアリを見るのは気持ちの良いものではなく、なんとか色々対処して夏が来るまでの間に撲滅はできた模様。ただ車中にエサとなる食べ物のカスがある以上はアリの再発生は止められないでしょうし、そのための清掃用品としてハンディクリーナーを購入しました。今回はその使い心地をお伝えしていきます。
この記事のもくじ
DOFLYハンディクリーナー
Amazonで似たりよったりで無数にある中で物色し見つけたのが「DOFLY」というショップのハンディクリーナー。
いろんなクリーナーがある中でレビュー数が1000を超えており評価も3.9とそこそこ良いスコア。もちろんレビューや評価はAmazonのことなので組織票なんかもあると考えられますが、それでもまともにレポートされているレポートは多数。特筆すべきはその価格で、なんと3,998円という4,000円を切る低価格でさらに5%OFFのクーポンまで付いていました。
商品名も「DOFLY 車用掃除機【吸力加强版】 ハンディクリーナー」となっており、車の清掃用途に的を絞っている商品のようで、実際レビューでも車用に使っている人は多いです。ということで迷わず購入を決定しました。
商品詳細
さすがのAmazon。地方にも関わらず注文した翌日には到着。
早速中を確認していきます。
4,000円を切る価格なのに付属品は多数。実はコレを選んだ理由がもう一つあってそれがケース付属ということ。できたら車に積んでおきたいのですが元箱に戻してボロボロになっていくのはあんまりです。なので簡易でも良いのでケース付きのが欲しかったのです。
付属品は本体の他に交換用フィルターも付属。基本フィルターは使うたびに洗ってねと説明書きがあり、一度洗ってしまうと乾くまでは使用ができなくなるので予備があるのは大助かりです。他に多彩な清掃ができる吸引ノズルが3つ、清掃用ブラシ、充電アダプター、ソフトケース、そして取り扱い説明書というセット内容。
吸引ノズル
付属する吸引ノズルはさすが車の清掃を考えた便利な物が3種類付属しています。
EVA延長ホース
車という奥に手の届きにくい場所もある空間なので、こういった延長ホースは必須です。特にダッシュボードの上は奥も狭くなりますしこれがあるとないとではかなり効率が変わってきます。
隙間ノズル
シートの下や奥まった場所に便利なのが隙間ノズル。それ以外にも吸込口が狭まり吸引力が上がるので、基本車の中はコレをつけたまま掃除することがメインになります。
隙間ブラシ
ブラシが付いたノズルで、エアコンの吹き出し口など凹凸のある部分にかなり重宝します。シートの汚れも掻き出しつつ吸えますし、けっこう髪の毛が絡んでくれるのが良かったです。
本体は充電式
昔はこういった車用のクリーナーって5mくらいの長いシガープラグが付属していましたが、時代は進んで充電式でも十分な性能が出せるようになりました。
このモデルでは3時間の充電で約40分の使用が可能で、実際使ってみると確かに充電は持ちます。パワーも一定を維持していて最後はパンと充電切れになって切れる感じです。
最近はこういう掃除機でもUSB充電ができるようで驚きですが、こちらはDCアダプターでの充電式。急速充電をするためにそのようにしたのでしょう。
本体にLEDは内蔵されておらず、充電終了はアダプター本体のランプが赤から緑に変わることで確認します。
バッテリーは内蔵式で交換不可ですが、長年使うとモーターも焼き付いて使えなくなるでしょうし、バッテリーを交換してまで使い続ける価値はありません。なので使い捨てという感じになりますがこの価格帯なら数年使えればそれでも納得です。
重さは?
性能も大切ですがハンディクリーナーで重要なのが重さです。梱包された状態での重量が1.2キロで本体にノズルを付けてかなり軽いです。2歳の娘に片手で持たせても普通に持てたくらいでこれなら女性でも車の清掃で苦労することは無いでしょう。
ダイソンなどの強力な掃除機はモーターが回転するとその勢いで本体がグッと回転するような動作を感じますが、そこまで強力ではないのでそういった事もなく疲れず使い続けることができます。
実際に車の清掃にチャレンジ
どんなに付属品が良くて安くて充電の持ちが良くても車の清掃がきちんとできなければ意味がありません。ということで掃除をしてみました。
まず掃除をする前の床マットがこんな感じです。
小石とか小さなゴミが散乱しているのがわかります。
吸引力が強くなるし車の形状を考えるとすき間ノズルを付けての掃除が便利なので、マットの隙間に入り込んだゴミを跳ねさせる感じにノズルを毛足に引っ掛けて吸い込んでいきます。
小石とガンガン吸ってくれるのでなかなか気持ち良い感じで、糸埃などはマットに絡みついているので家庭用の掃除機のようには難しいです。それでもかなり細かい砂も吸ってくれています。
10分ほど掃除してみたのがこんな感じです。
流石にパワーブラシみたいなのも無いので掻き出しての掃除ができず完璧では無いものの、4,000円ここまでできたらOKのレベルまでは十分掃除ができました。これならちょくちょくスタンドで清掃したり余計なお金をかけなくても大丈夫そうです。
ライト付きで便利
けっこう便利なのが本体にLEDライトが付いていること。
シートの下や運転席の足元は暗いのでちょっとした時に役立ちましたよ。
フィルター
今回1回10分で吸い込んだゴミがこんな感じ。
普段はマットに落ちた髪の毛とかは見えないので気にならないものの、こうやって見ると色んなゴミが落ちてるもんですね。大きな石ころとかばかりでなく小さなホコリまでかなり吸い込んでいたのでなかなか使えているようです。
ごみは透明のダストカップをパカッと外して捨てます。
中にフィルターが差し込まれているので抜き取って付属のブラシでホコリを落とすか水洗いでOK。このフィルターはステンレスフィルターによる濾過システムで通常のフィルターよりも密度が高いそうですよ。
スペック
他のスペックとしては乾湿両用でなんと液体も吸引可能。120w高性能ブースターDDモーター、8500pa真空度とアルミニウム合金ファンの組み合わせて強力吸引というところでしょうか。
小型で充電式なので過度な期待をしているとスペックダウンになってしまいますが、4,000円でお釣りが来るという価格、40分もつバッテリー性能、小型で軽量、多数の付属品そしてなによりもソコソコ吸えるという部分からかなり使えるクリーナーでした。
車の清掃って私も点検の時にディーラーさんにお願いする程度でしたが、やはり普段から綺麗にしておくことと気持ちよく運転ができるので、ぜひ購入して愛車を綺麗に保ちましょう。