auが2021年8月6日から新プラン「スマホスタートプラン(フラット)」をスタートさせました。月料金がMVNO携帯会社(大手キャリアの回線を借りて格安でプラン提供をする会社)並みの「税込み990円」になるという格安プランで、その金額になる条件や対象者についてお伝えしていきます。
この記事のもくじ
スマホスタートプラン(フラット)
「スマホスタートプラン(フラット)」は初めてスマートフォンを持つユーザーに向けた新プランで、新規契約をする15歳以下や今までガラケーと言われるフューチャーフォンを使用してきたユーザーへ向けた割り引き制度で、1年間は税込み990円で利用できるというかなりお得なプラントなっています。
対象ユーザー
対象となるのは次のいずれかに該当するユーザー。
- 新規契約を行う15歳以下のユーザー(他社からの乗り換えは対象外)
- ガラケーを利用しているauケータイ(4G LTE)からスマホへの機種変更
- auの3G WINからの変更
- 他社又はUQ mobileのガラケーからの乗り換え
いずれの条件も今までスマホは所有したことが無く、初めてスマホを所有するユーザーが対象と言うことになっています。
プラン料金
プラン料金は2,280円(税込)なのですが、条件をクリアーすると月990円(税込)まで下げる事が可能です。
割り引き条件
割り引かれる条件は「スマホスタート1年割」が契約翌月から1年間限定で自動的に適用され、毎月1,188円(税込)割り引かれる。それプラス支払いを「au PAY カード」で行う事により更に110円(税込)の割り引きが適用され、最大990円まで月料金を抑える事が可能になります。
2年目以降は?
気になるのが2年目以降の金額。よくあるネット契約のパターンとして翌年からグーンと5,000円台に上がったりする会社もあったりしますが、2年目以降は毎月2,178円(税込)での利用が可能で比較的安価にスマホを使って行くことが可能です。
データ容量や無料通話は?
お安いプランなのでデータ容量などはライトユーザー向けの設定となっています。
データ容量
データ容量は「3GB」で、価格帯的にも回線を借りているMVNOの携帯会社のプランと価格はほぼ同じくらい。ただしこちらは大手の「au回線」であることが大きな違いで、回線スピードなどの事を考えるとMVNOの990円のプランとはかなり質の差が出てくることでしょう。
3GBを超過したら?
もしデータ容量である3GBを超過した場合、月末までの通信速度が送受信最大128kbpsに制限され、翌月1日にリセットされます。なお超過時は0.5GB〜のデータ容量を605円(税込)〜追加購入する事も可能。
無料通話
無料通話も付属しており「1回5分間」までの国内通話が無料の対象となります。ナビダイヤルなど一部が無料通話対象外なのは他のプランと同一条件。
通話定額も
もし通信よりも通話がメインで気兼ねなく通話をしたい場合、国内通話24時間かけ放題の「通話定額(スマホスタート)」をプラス1,100円(税込)でオプション契約可能。
SMS
ショートメッセージサービスの「SMS」は1通あたり3.3円(税込)で(全角70文字までの料金で、以降134文字までは2通分、それを超えると67文字ごごとに1通分の料金が発生)、受信は無料となっています。
価格が990円なので、その他MVNO会社の格安プランを選んでしまいそうですが、記事中でも触れた通り回線は純粋なau回線でなのでストレス無く使用できるでしょうし、初スマホということなのでショップなどでサポートもしっかりしてもらえる事もメリット。そういう部分を考えるとauの方が少し高くても選択する理由は明確。
このプランは2年縛りなども無いので、1年後の料金変更タイミングで新たに別プランや別のキャリアを選ぶのも良さそうなので、まずは快適なauをお安く使いつつスマホデビューしてみるのもオススメです。