ホームベーカリーで食パンを焼くと買うよりもお得なのか?調べてみた。

JUGEMテーマ:手作りパン

先日、
友人が引っ越しをするということで、
ほとんど使っていないホームベーカリー、
「パナソニック SD-BH105-P」 を頂きました。
ということで、
毎朝の朝食が手作りパンになって菓子パンを買うお金が節約できたわけですが、
ふと疑問に思ったのが、
食パンを買うよりも安く作れているのか?ということ。
ということで早速調べてみました。
 

◇まずは必要な材料を調査

今回の機種で基本的な食パンをつくる場合の1斤作る場合の材料は以下の通り。
強力粉250g
バター10g
砂糖17g
スキムミルク6g
塩5g
ドライイースト2.8g
水180ml

以上の材料をもとにいつも行っているディスカウント・スーパーで値段を調べてみました。
 

◇材料の1回分の単価を算出する

強力粉の価格は1Kg入りで198円。
なので1回分は49.5円になります。
バターは便利なので「meiji 明治チューブでバター1/3」 を利用しています。
これは160g入って239円。
なので約14円となります。
砂糖は同じみの「ばら印の白砂糖」 。
これは1Kg入りで169円で1回分約2.9円。
続いてスキムミルク。
うちでは「森永スキムミルク 」 と言う185g入りで364円のを使っています。
こちらは約11.8円。
お塩に関してはいちばん安い1Kgで99円のもので、
1円もしない約0.5円。
ドライイーストは小分けになっているものもありますが、
冷蔵庫で保存が可能なので、
50g入りの「日清 スーパーカメリヤドライイースト」 が234円。
1回分は約13円。
水に関しては今回は計算に入れないものとします。
 

◇材料を合計してみる

合計すると材料費が約91.7円となりました。
純粋に材料費だけ考えるとこれだけになりますが、
実際にも電気代がかかっているのでもう少し細かく計算してみます。
今回のホームベーカリーは最高80Wで稼働して、
パンの調理時間は4時間です。
但し寝かす時間も入っているので80Wを使い続けているわけではありませんが、
今回は80Wで4時間稼働させたことを想定して計算してみます。
80W×4時間なので320Wh
フル稼働させたとして0.32kWhということになります。
これを電力会社の単価で計算してみます。
ウチの場合は従量電灯Aという一定量以上は単価が上がる契約になっています。
その中で一番高い単価で計算すると、
1kWh(26.90円)×0.32kWh=8.608円
以上を足してみると約100.308円という数字になりました!
実際にはもう少し電気代が安いはずなので、
100円を切る費用になっているかとは思います。
 

◇安売りの食パンに比べると割高かも

材料を購入したスーパーでは食パンが安くて、
5枚切りで税込み76円で売っているので、
これに比べると30円ほど高くなります。
この30円をどう見るかはそれぞれですが、
手作りで作りたてのパンが食べられるメリットや、
材料を選べば市販の物よりも無添加で安全なパンを作ることもできます。
そう考えればホームベーカリーもアリだとは思いませんか?