日本政府より新型コロナウィルスの猛威を抑えるため12月14日にGo To トラベル事業の一時停止が宣言されました。
いわゆる静かな年末年始を迎えてできる限りコロナを抑え込もうという作戦ですが、それに合わせてハウステンボスもカウントダウンイベントの中止を決定したようです。
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全国一斉停止発表を踏まえて
ハウステンボスから発表されたプレスリリースでも「GoToトラベル事業の全国一斉停止発表を踏まえ カウントダウンイベント中止ならびに営業時間変更のお知らせ」というタイトルが付けられていて、今回の政府からの発表が発端となったことは確実。
パークとしても苦渋の決断
文中にも「現況を踏まえ、大規模な集客イベントを開催することはお客様、スタッフ並びに地域住民の皆様にとってリスクが高いと判断いたしました。」と記載があるように、こういった時期に大規模イベントを実施することはマイナスイメージにもなりかねるでしょうし、今まで好調だったパーク運営も9月期の決算で10年ぶりに12億8900万円の赤字を出したということで苦渋の決断だったはず。
実際の所残念ではありますが、それでもパーク運営としては正しい決断だったと感じています。
営業時間も変更に
年末年始はカウントダウンイベントが中止になったものの、営業は前後の日程含めて行われます。
ただし、本来カウントダウン実施での特別営業時間であった12月31日の9時〜26時までの営業時間は見直され、12月31日は9時〜22時までの通常どおりの営業時間へとすでに変更が行われています。
前売り券は返金対応
なお、前売りで販売されている特別営業の入場券や花火エリアのチケットなどは返金対応が行われ、本来年間パス会員も特別営業日として別料金での設定だった入場に関しては特に告知はないものの、通常の時間帯へと戻ったため追加料金は発生せず年間パスでの入場が可能と思われます。
他の施設も軒並み中止に
実はこのカウントダウンイベントの中止、ハウステンボスが特別なわけではなくて、日本中の施設が軒並み中止の発表を行っており、2020年〜2021年への幕開けはステイホームで静かな夜明けになりそうです。
なお日本を代表するテーマパーク、ディズニーやUSJに関しては夏頃にはすでにカウントダウンの実施をしないことが発表されています。
今年はハウステンボスも春・夏・カウントダウンと集客も規模も大きな花火イベントがこれですべて中止となりました。
2021年はコロナの猛威もどうなるかが全くわかりませんが、コロナが沈静化して2021年〜2022年へのカウントダウンは1年我慢した分盛大に行われることを願います。