【Ultimate Chicken Horse】中毒者続出!シンプルなのに飽きない理由とは?

「Ultimate Chicken Horse(アルティメイト・チキン・ホース)」はClever Endeavour Gamesという会社が2016年にPC、2017年にPS4、2018年にSwitchで発売した対戦型アクションゲームです。

もう5年も前にリリースされたゲームが先日「Nintendo Switch Online」の加入者限定イベント「いっせいトライアル」で無料配信されたこともあって再び盛り上がっています。

どんなゲームなの?

このゲームはよく「オンライン対戦型のマリオメーカー」なんて言われ方をします。

実際そのとおりでステージをクリエイトしながら、時には自分に有利に、時には対戦相手の邪魔になるトラップを仕掛けてゴールを目指す戦略型のアクションゲームです。

ルールは単純

とはいうもののルールはとっても単純。

とにかくスタート地点からゴールまでたどり着けばよいだけで、もし全員がゴールした場合は無得点、1人でも脱落したらそれぞれに特典が加算され、最終的に規定値までポイントが届いた人が優勝となります。

未経験者はここまで聞くと面白く無さそうと思われるかもしれませんが、このゲームには今までに無かった中毒になる仕掛けが施されています。

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ゲームをプレイしてみよう

ゲームはオンライン対戦が基本となります。

PC版であればネット回線あればOKで、PS4やPS5であれば「PlayStation Plus」への加入、Switchであれば「Nintendo Switch Online」への加入が必須となります。

ホストorゲストの選択

ゲームをスタートするとホストまたはゲストでスタートするかの選択になります。

ホストの場合は自分がリーダーとなりいわゆる部屋を作るようになります。

ゲームの進行に従い様々なアイテムを獲得、プレイできるステージも増加していき、その状況はホストの現在の環境に依存するようになっています。

なので最初のうちはホストで部屋を開いても数少ないステージしかみんなで楽しめなくなるので、まずはゲストとして他のプレイヤーの部屋に入るのがオススメです。

ゲストとして入る場合は「公開ゲームを探す」を選びます。

プレイできるルームの一覧が出るので、「初心者」「エンジョイ派」「ガチ勢」などを見極めたうえで自分に合いそうなルームを探しましょう。

みんなでステージを選ぶ

無事にルームに入れるとステージ選択画面になります。

まずは自分が使いたいキャラクターを選択しステージを選びます。

ただし好きなステージを自由に選べるわけではなくて、みんなで選ぶようになります。

日本人が多いと気を遣ってなかなか選ばれなかったり、アメリカとかだと割とすんなり決まったり、けっこうここでも国民性が出たりします。

オンライン対戦開始

ステージが選択されるとオンライン対戦開始です。

最初に出てくるのがトラップの選択です。

ランダムで種類が変わるトラップを早いもの勝ちで選べるのですがここからが戦いの始まりです。

トラップは死に直結するもの、足場になるもの、飛び道具、ジャンプを邪魔するもの、仕掛けられたトラップを破壊するもの、ポイントになるコインなど色々と多彩。

早いもの勝ちなので悩んでる間もなくサッと選びましょう。

なお選んだものはキャンセルできず、必ず設置もしなければなりません。

全員設置ができたらレースの開始です。

ステージによっては仕掛けた足場が足りず強制敵に穴に落ちる必要があったり、必ずしもはじめからクリアーできるわけではありません。

逆に簡単すぎて全員がゴールに到達しポイントが入らないことも。

1回毎にトラップが追加

ここからがこのゲームの新しいところであって真髄でもある部分なのですが、ゲームが1回終わるごとに再びトラップの選択画面となります。

新たにトラップが追加されるので、さっき通れたルートが行き止まりになったり、逆に自分が通りやすいように足場を作ったり、強いプレイヤーを困らせるように難しいルートを作ることも可能。

で、最終的にはカオスなステージが完成する事になります。

このカオス状態がなかなかに面白くて、人がトラップに引っかかるのをゲラゲラ笑いながら楽しめたりしますよ。

ゆるくてシビア操作のキャラクター

ゲームに登場するのはゆるくデザインされた動物たち。

ただ操作はめちゃくちゃシビアで、意外とジャンプ力があるので予想外に飛びすぎて死ぬことは茶飯事。

マリオみたいにブロック1個分の足場に飛び移るのは難易度が高くて、逆にそこを逆手に取ったトラップを仕掛けることもしばしば。

壁キックもできるので、壁キックがうまくできるかどうかも勝敗を左右します。

ムリだから応援したくなる

最終敵にカオスな状態になるので後半はムリゲーになります。

ただそれでも上手に飛び越えていくプレイヤーもいたりで、自分が負けていて悔しい、すぐに死んで悔しいとかよりも頑張れって気持ちの方が強くなります。

このゲームに関しては妨害トラップを作ることは必須条件なので、いかに人のプレイを見ているかも必須条件だし、みんなが効率よく楽しめるように足場を作ることもあります。

そうしているうちに見えない友情が芽生えて余計に楽しくなってきます。

心理戦だったりも

そうは言う反面、心理戦でもあったりするのがこのゲームで。

ステート直後みんなが右に歩く癖を見抜いて直後の足場にトゲを仕掛けたり、飛び降りた先に今まで無かったブラックホールをこそっと仕掛けたりすることも面白い要素です。

うまく相手がトラップにひっかかった時は心の悪魔がゲラゲラ笑うのがわかりますよ。

中毒者が続出の理由は?

こんなゲームですが、中毒者が続出している理由は実際にプレイしてみるとわかります。

単純ルール

まずはルールが単純なこと。

だれもがやったことのあるスクロール型のゲームで、キャラクターどうしでぶつかって突き落とす事もありません。

攻撃もできないし、あくまで自分が仕掛けたトラップに相手が引っかかるだけの単純さ。

しかも操作は「動く」と「飛ぶ」だけ。

なので初期のハードルが低いのです。

2度と出てこないステージ

みんなで仕掛けたトラップのステージは2度と再現されることはありません。

プレイヤーが変わればクセや戦略も変わるので、同じトラップやステージでも設置方法は様々。

なので基本ステージこそ同じでも内容はゴソッと変わってしまうのでいつまでも新しいステージとして楽しめるわけです。

逆転が容易

例えば桃鉄などのゲームは金額的に差がつくと逆転するのは難しく、特にゲーム終盤だともう勝ち目なく面白く無くなる事も。

Fall Guysなどもみんなでワイワイ楽しいのですが、プレイヤーの経験やテクニックにかなり左右される部分も多いです。

助け合いながらのクリアー

他のゲームと違ってある部分では助け合いのゲームで、みんなが引っかかるトラップを壊したり、新ルートを作るなど邪魔ばかりでないのが良さで、1番になることよりもみんながどんなステージを構築していくかを楽しむ感覚が強いゲームです。

こういった部分から5年近く経った今も人気が継続しているようです。

このゲームいろんな動画が出ていますが、動画を見ているだけでは面白さが全く伝わりません。

とにかく未プレイの方は一度やってみてください。

きっと中毒になりますよ。

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