【Chromebook】マウスにUSBハブ−周辺機器を接続して更に便利に

リモートワークおうち学習巣篭もりなどで人気が高まっている第3のPCと言われる「Chromebook」。そもそもメイン・パソコンというわけではなくサブ的な使い方が多い格安PCですが、周辺機器を追加するだけでもできることが増え操作性もかなりアップします。そもそも本体が安いので、無理のない価格で追加できる周辺機器を紹介します。

Lenovo Ideapad Duet

今回の記事で周辺機器を接続し拡張するChromebookが「Lenovo Ideapad Duet」

10.1インチでキーボードと本体が分離する俗に2 in 1と言われるPCで、重さも小ささもハンドバックに入れられるサイズなので気軽に持ち運びつつ趣味やビジネスに活かせる大人気のChromebookです。

動作も機敏でそもそも使いやすい機種ですが、やはり一般的なノートPCなどと比べた場合拡張性が乏しく、タッチパッドも使いにくさが目立ってきます。そこで「操作性」「拡張性」にテーマを絞り、できるだけ予算をかけず、携帯性も犠牲にしない周辺機器を追加していきます。

マウス

Chromebookは基本的に本体が小さく、そもそも小ささというのがポテンシャルの一つにもなっています。

携帯性は良く、小さい分重量も軽くなり、新幹線や飛行機の折りたたみテーブルにものせられるサイズ感というのはメリットであり好まれる部分です。

ただそこで犠牲になってくるのはキーボードの打ちやすさとタッチパッドの操作性で、キーボードに関しては小さい分キーピッチが狭くなり、これは慣れるとなんとか解消することはできるかもしれません。ただ、タッチパッドに関してはChromebookの操作に慣れてくるほどストレスを感じるようになってきます。そこでマウスの導入を考えたわけです。

携帯性を犠牲にしないものを

とはいうものの使いやすさだけを考えて購入してまうとせっかくの持ち運びやすいChromebookなのに、マウスがかさばってしまいます。それに本体が安く購入できているのに何千円もマウスにお金をかけるのもどうかと思うし、あと一番重要なのがChromebookは拡張性が乏しいのでBluetooth接続できるのは最重要課題。そこで条件を考えたのがこちら。

  • 安価なこと
  • 軽いこと
  • 薄いこと
  • Bluetooth接続できること
  • 安くてもそこそこ使えること

それでたどり着いたマウスがこちら。

私が購入したときはお値段が1199円でけっこうお安くて、Bluetooth接続でも付属のドングルを用いた接続も可能。USBで充電ができて電池は不要、厚みは3センチも無いくらいで重さは100グラムを切ります。

IdeaPadで使ってみてもBluetoothで問題なく繋がり、ノートPCかのように操作ができてめちゃくちゃ快適になりました。もちろんいままで通信障害含めて不具合は起こっていません。

この程度のマウスなら一緒に持ち歩いてもほとんどかさばらないのでオススメです。

USBハブ

Chromebookのほとんどの機種に共通するのが「拡張性」。これは欠点とかではなく、一般的なPCと違いChromebookには拡張性というニーズは基本的になくて、それよりも不要な端子などを無くすことで価格を下げる事ができるし、できる限り四角い形を保つことができるので本体の堅牢性も上げることができます。

IdeaPadも接続できる端子はUSB-Cが1つのみで、これは充電端子も兼ねているため事実上、拡張端子はj無いに等しいのと同じです。

私の場合、動画を本体に保存することが多く、今まで動画を本体に保存するためにクラウドを経由しての保存で、ネット経由のために時間も労力もかかり大変でした。そこでUSB−C端子に接続できるHUBの導入を考えました。

選択肢はたくさん

HUBの選択肢としてはUSB−C端子があって同時に充電が可能なこと、通常のUSB端子があってUSBメモリやハードディスクの接続が可能なこと、そしてHDMI端子搭載でTVやモニタに出力が可能で、できたらSDカードのリーダーなんかも搭載してほしいという贅沢な選択肢。

探せばあるもので、Amazonだとお値段もピンキリで大量に類似商品が出てきます。その中でお値段もそこそこで、レビューの評価も高いものを絞り込み選んだのがこちら。

「MIMASO」というUSBケーブルやディスプレイ保護シートなどをたくさん作っているブランドで、レビュー評価も高く問題なく使えそうだったので選びました。

これよりも安いものってたくさんあったのですが、端子が壊れやすかったりUSBが抜けやすかったり、ちょっと耐久性にも問題がありそうだったので少しお値段を上げてしっかりしているものを選びました。

接続できるのはUSB-Cが1つ、USBが2つ、SDとmicroSDの端子が1つずつ。

違う側面にはHDMI端子も備わっています。

もちろんTVにミラーリングまたは拡張ディスプレイとして映すことは問題なくできました。

USBやハードディスクの読み書きも

一番必要としているUSBメモリやハードディスクの接続はまるで普通のPCかのごとく認識し、読み書きは問題なくOKだし、USBメモリなどに保存している動画の再生もOK、HUBに接続しているUSBメモリからハードディスクへのファイルのコピーなども全然できました。このあたりの挙動は完全にPCといった感じ。

HUBの大きさも手のひらに収まる大きさでMacbookみたいなアルミ削り出しの質感は安物っぽさを感じさせないですし、放熱性も優れていると考えられます。

ケーブルが短いという意見もありますが、ケーブルが長すぎてもかさばるし正直これだけあれば十分でした。

全部足してもかさばらない

ChromebookにマウスとHUBを足してもこれだけ。

重さも200グラム増えた程度で、備品としてもかさばらない量です。

やれることが限定されているというChromebookですが、ちょっとの拡張性でより幅を広げることは可能で、より使いやすく長年愛用していけるマシンに早変わりさせられるので、ぜひ自分の環境にあった周辺機器を購入し、より便利に使っていくのはオススメですよ。