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ZERO宣言
楽天モバイルは本日11時からのカンファレンスで、第4のキャリアとして参入しているRakuten UN-LIMITにおいて事務手数料など全ての手数料を無料化するZERO宣言を発表しました。
無料化される項目は?
すでに先日SIM発行手数料が無料化されましたが、それと合わせて以下の手数料が0円になりました。
プラン料金1年間(300万名限定) |
5G通信 |
国内通話料(楽天LINK利用時のみ) |
事務契約手数料 |
SIM交換手数料 |
SIM再発行手数料 |
MNP転出手数料 |
契約解除料 |
実質本体+通話料のみに
今回無料化された手数料はすべて携帯を新規に導入する手数料ばかりなので、実質毎月のプラン料金2980円(税抜)のみで契約できることとなります。
完全仮想化で経費削減
こういった無料化が実現できるのは楽天が参入当初より推し進めてきた完全仮想化クラウドネイティブ・モバイルネットワークによるもの。
これは特別なハードを用いずにソフトウェア上でハードの役割を果たしてしまおうという仕組みで、アンテナ基地局を用いた通信は種類ごとに専用の機器を用いて処理され、インターネットを使ったり他社の携帯とも通話ができたり仕組みになっていますが、それを汎用サーバーとソフトで置き換えてしまう技術です。
機器は携帯電話各社が作っているわけではなく、他社の製品を使うためコストもそれなりにかかり、結局の所それがスマホ代金高騰につながっているわけです。
楽天モバイルはこういった設備投資を低コストに下げ、還元という形でプラン料金を下げています。
必要な時だけ契約するという新しいスタイルも
このプランが画期的なのが新規契約も解除料もいつでも無料のため、必要な時だけ契約をするということが可能なこと。
例えば1ヶ月間海外旅行に行く場合など、海外で格安SIMを導入して使う事もあると思います。
その間は楽天モバイルを解約してお金を節約し、帰国したら再び新規契約するという使い方も可能。
現在は連絡手段もLINEなどのみ活用している人も多いので、電話番号が変わってしまうことは問題ないはず、しかも楽天モバイルのスマホは全てSIMロックフリーなので、面倒な手続きなくSIMの入れ替えも完了します。
ちょっと試してみるが可能に
事務手数料が無料になったことでお試しで楽天モバイルを契約することが可能になりました。
本体を購入しなくてもeSIM対応のSIMロック解除済みiPhoneなどがあればデュアルSIMとして楽天モバイルをを2本目の回線として導入することが可能。
SIMのみの発行であれば0円で契約が済むので楽天回線がどの程度使えるか1年間無料で試してみることも可能になっています。
iPhoneのeSIM導入方法については過去記事で解説
0円ネットで完結 iPhone11に楽天アンリミテッドeSIMをインストール
今なら0円スタート8000ポイントゲットも
12月1日の8時59分まで新規契約で楽天ポイント8000ポイント還元のキャンペーンがスタートしました。
これはSIMのみの取得でも可能で、もしデュアルSIM対応のiPhone XR、XSシリーズ、11シリーズ、12シリーズなどを持っているようであれば、無料で新規契約、同じく無料のeSIM発行を行い、Rakuten LINKで10秒以上の通話とメッセージの送信を行うだけで全員に8000ポイントが還元されます。
つまり1円もかけずに8000円分のポイントがもらえるという太っ腹企画です。
今回の宣言は携帯業界に大きな変化をもたらすかもしれませんね!