ウィルコム電話機を紛失したときにやるべき事

 

先日、貸している副回線のウィルコム携帯が紛失しました。
その時のフローがけっこう大変だったので記事にあげておきますね!

◇まずはリモートロックで不正使用防止

ウィルコムのサービスには「リモートロック」と言われる機能が一部対象外の機種を除いて備わっています。
「リモートロック」は遠隔操作で携帯を操作できなくなるようにロックをかけてくれます。
ロックをかける方法は3つ。
1.あらかじめ本体で設定を行っておき、他の携帯からロックする。
2.116に電話して音声ガイダンスに従いロックする。
3.ウィルコムのWEBから設定してロックする。
以上のいずれかでロックをかけることができます。

◇思ったほど簡単にいかないリモートロック

ロックをかけるための方法は、実はどれもちょっとした手間がかかります。
まず一番お手軽そうなのが、1番のあらかじめ本体で設定しておく方法ですが、設定は簡単に行えますが問題はロックをかける方法。
ロックの方法は2つあって、ひとつは紛失した携帯に電話をかけてサブアドレス機能で01+設定しておいた暗証番号を入力します。
実はこのサブアドレス機能というのが、今の携帯では全然対応していなくて、実験してみましたが全く機能しませんでした。
ウィルコムの携帯には備わっているようなので、紛失した電話番号に*01と暗証番号をつけて発信すれば大丈夫のようです。
副回線でウィルコムを2台以上所有している方とお知り合いにウィルコムを持っている方がいればこの方法は有効です。
もう一つの方法がライトメールを使う方法。
ウィルコムの他の携帯からライトメールで「ソウサ1(暗証番号)」を本文に書いて送るとロックをかける事ができます。

◇ウィルコムに依頼すると有料

どうしても他の携帯からの操作ができない場合は、ウィルコムの「リモートロック代行サービス」を利用することができます。
方法は2つでひとつは116に電話してガイダンスに従い設定する方法。
もう一つはウィルコムのWEBから設定する方法です。
わかりやすいのはWEBからなので、MyWILCOMの登録が済んでいる方はココを利用する方が良いと思います。
ただし、このサービス気を付けないといけないのは有料だということです。
代行手数料として525円が請求されます。
なので、ちゃんと探してもう見つからないという諦めモードに入った時に利用する事になると思います。
ただ、電話帳とか音声メモとか特に見られてもリスクが無いような方はロックを実施せずに回線停止をするという選択肢もあります。

◇回線停止は以外に簡単。料金割引も適用。

なかなか携帯が見つからない場合は回線停止を早急に行いましょう。
ほとんどの方が「誰とでも定額」のプランで運用していると思いますが、10分以上の通話は30秒21円
わずかな金額に思えますが、1時間続けて通話すると通話料は2100円になります。
PHSは意外にバッテリーの持ちも良いので、不正利用されると万単位の請求に泣きを見ることとなります。
回線停止は意外に簡単で、116から音声ガイダンスに従って行うと3分ほどで設定は完了します。
実際に回線が止まるのは10分~1時間後のようです。
これも同じくウィルコムのWEBからも操作ができます。
回線停止は手数料などは不要で、停止した期間は日割り計算で月額利用料が25%割引きされます。(2013年5月以降は適用無し)
なお、停止の解除は翌日以降しか行えないので注意が必要です。

◇親切な携帯の長期貸し出しサービス

紛失の場合、いずれにしても新たな携帯が必要になりますが、機種変更を申し出る前に知っておきたいのが「長期代品貸出サービス」
もし、携帯を購入して10ヵ月以内もしくは、W-VALUE SELECTでの契約なら25ヵ月間以内ならこのサービスを受けられます。(2013年3月31日で終了)
料金も貸し出してもらえるタイプによって2100円、3150円、4200円を荷受け時に配送業者さんに支払うだけの1回キリで、あとは無料で最長10ヵ月貸し出してくれます。
ただし、機種は選ぶことができないのでそのあたりで機種変か貸し出しかを選択されると良いと思います。
いざという紛失の時のために事前に知識を入れておけば、焦らずに無駄な出費も抑えられます。
ぜひ一度シュミレーションされたり、登録状況や設定の見直しをオススメします。